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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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それぞれの想い 6

「類パパ、起きて」

「ん・・・蓮?」

「さっきドアの音がしたんだけど、何でだと思う?」

ドアの音?

あ・・・そっか。

つくしが出て行った音かな。

「気にしなくて大丈夫。着替えてご飯食べに行こう」

蓮と共に身支度をして、ダイニングに向かった。

俺らが座って待っていると、少し不機嫌な顔をしたつくしが入ってきた。

『おはよう、蓮』

「おはよう、お母さん・・・類パパには言わないの?」

『・・・おはよう』

「おはよう」

別につくしに睨まれたからって怖くもなんともない。

むしろその顔が可愛くて、俺は吹き出しそうになる。

蓮が幼稚園の用意をしにダイニングを出て行った。

すると、再びつくしに睨まれる。

『何で起こしてくれなかったのよ』

「一度寝たら何しても起きない性格だって自覚はないの?」

『そりゃああるけど・・・』

「起こしたって起きないんだから、そのまま寝かせただけ。司には言わないから安心して」

『ばれたら怖いよ』

「ここの人たちはつくしの事信用してると思うよ?俺と浮気するなんて思ってもいないでしょ」

『そう・・・かなぁ』

「使用人には口止めしましたから大丈夫ですよ」

『先輩!』

タマさんがダイニングに入ってきた。

「さ、蓮坊ちゃんの登園のお時間ですよ。類様もお仕事では?」

「ホントだ。もう行かなきゃ。」

立ち上がり、ジャケットを羽織る。

「俺とつくしの秘密、出来ちゃったね。」

つくしの耳元で囁いた。

『類~』

泣きそうになっているつくしを置いて、蓮の元へと向かった。

「じゃあ蓮、またね」

「うん。類パパ、行ってらっしゃい」

つくしと蓮に見送られ、俺は道明寺邸を後にした。

本当は昨日の夜、つくしを部屋に連れて行こうかとも考えた。

抱きあげる事が出来ないほど重いわけでもない。

だけど、もし2人きりになってしまったら。

俺は自分を抑える事が出来ないような気がした。

だから、せめて蓮がいてくれるこの部屋の方が理性が働いてくれると思った。

いつも司と蓮と3人で寝ているベッドを見たくはなかった。

見てしまったら、嫉妬に駆られて何をするかわからない。

そんな自分を、つくしに晒したくはなかった。

つくしの幸せを願って、蓮の幸せを願って。

話し合って同居を解消して、納得した結果になったはずなのに。

未だにつくしを求めてしまう俺の心が、憎いとさえ思う。

せめて、少しくらいは司に秘密の時間を欲しい。

深く眠れて目覚めが良い今日を、忘れないように。




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Re: タイトルなし

ジ…様

コメントありがとうございます。

出入り禁止、確実ですね(笑)
その前に夫婦喧嘩でしょう。
「お前…俺の出張の間に類と浮気か!」
『違う!たまたま寝ちゃっただけなんだって。あたしの事信じられないの?』
「一緒に寝たっていう事実があるじゃねぇか!」
『そりゃあ寝たけど、蓮がいたから何もないし』
「…本当だろうな?」
『当たり前でしょ?一緒に住んでる時に何もなかったのに、今どうこうしようなんておかしいじゃない』
「じゃあ体に聞いてみるまでだ」
『え?ちょ、待って…』

ってな感じでピンクなお話しに繋がりそうです。
あ、私の妄想がエロいだけ?

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