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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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それぞれの想い 5

類のお話です。
総二郎とほぼ同じ時です。
では、どうぞ↓
俺からつくしと蓮を奪った司を恨めしく思っていたのも2か月程度。

俺の前で幸せそうな顔してるつくしを見て、そんな気持ちも消え失せた。

約6年、一緒に暮らしたマンションに残された俺。

自分の寝室では眠る気にはなれなくて、今でも3人で寝ていたベッドで寝ている。

寝ている蓮に蹴とばされた事、おねしょして俺のパジャマまで濡れた事。

つくしを抱こうとした事。

これから繋がろうって時に泣きだしたつくし。

わかっていたはずなのに、司を忘れていないんだと痛感させられた。

パジャマを着せて、泣き止むまで背中をさする。

『ごめんね、類。あたし・・・』

「もういいよ。俺もごめん。」

何を焦っていたんだろう。

つくしが今でも司を好きなこと、そのままでいいって言ったのは俺なのに。

その日はつくしを抱きしめて眠ったのを覚えている。

いつだったか、同じベッドで眠るようになった。

出張にも一緒に連れて行くようになって、毎日一緒だった。

だから、どうやって1人で寝ていたか忘れてしまった。

隣に蓮の温もりがない事。

時々つくしを抱きしめて眠った事。

キスして顔が真っ赤になったつくしに腕枕をした事。

思い出せば悲しくなる。

冷たい布団にくるまり、体を丸めて横になった。



2週間に一度。

司の家に行って蓮と眠った。

本当は、つくしの温もりも欲しいけど。

司が怒るから蓮だけにする。

少しづつ大きくなっていく蓮を、もっと側で見ていたかった。

楽しかった6年間。

たとえ自分の遺伝子を引き継いだ子供ではなくても。

俺はこれ以上の幸せを掴む事が出来るのだろうか。


司が出張で南米に1週間行くと聞いたのは昨日。

俺はいつも突然泊まりに行くから、今回は司がいない日にしよう。

つくしはどんな顔をするのだろうか。


「これから泊まりに行くから」

『え?今日司いないよ?』

「知ってる。だから行くんだもん」

電話の向こうのつくしは戸惑っていた。

そりゃそうか。

俺と蓮が一緒だとつくしは1人になる。

どうするかな?

車の中で俺はワクワクしていた。

俺を出迎えてくれたつくしと蓮。

司がいないせいか、蓮は俺にくっついて離れない。

夕食をご馳走になって、一緒にお風呂にも入って。

ゲストルームで、蓮を挟んでベッドに座る。

一緒に暮らしていた頃みたいな、その日の事や明日の予定を話して。

いつの間にか眠ってしまった蓮に布団を掛け直し、俺も横になった。

「どう?新婚生活は」

『新婚生活って言ってもねぇ・・・蓮もいるし、そんなに甘くもないよ』

「でも、司といられて幸せでしょ?」

『そりゃあ、まぁ・・・』

ほんのり赤く染まる頬。

ちょっと前までは想像もできなかった今の生活。

夢が現実になって、これ以上の幸せはないって感じ。

「ちょっとトイレ行ってくる。まだいるでしょ?」

『うん。類戻ってくるまでいるよ』

俺がトイレに行って戻ってみると、ベッドボードに寄り掛かって眠るつくし。

ほんの数分しか経っていないのに、よく寝れたな。

起こすのも可哀想だし、1人で寝かせるのも嫌だから、このまま寝かせてあげよう。

布団をめくり、つくしを寝かせた。

一度寝ると何をしても起きないのは、こういう時都合が良い。

俺も蓮の隣に寝転び、2人の寝顔を見ながら眠りに就いた。



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