FC2ブログ

It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

11<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>01

それぞれの想い 3

総二郎のお話。
司とつくしが結婚して数か月後ってところです。
ではどうぞ↓
正座をして、お茶をすする蓮。

類のマンションに作られた和室でお茶を教えた日々。

「砂糖入れたい」

類と同じ事を言って、俺は笑いをこらえるのに必死だった。

子供が飲むには苦い抹茶も、1年もしないうちにグビグビ飲めるようになった。

つくしでさえ、未だに苦そうな顔してるのに。

司とつくしが結婚して、うちに通ってお茶を習うようになった蓮。

それまでは司そっくりの蓮をうちに連れてくる事は出来なかった。

俺の小さい頃の着物を着せて喜んでる母親。

「さすが、司くんの子供ね。手足が長くて男前だわ。総ちゃんはいつかしらねぇ。」

聞きなれた嫌味。

断り続けてきた見合いも、そろそろ受けなければいけない時期だとは思ってる。

次期家元としての地盤作り。

それには結婚も含まれている事を十分理解している。

「このお茶菓子美味しいね」

「それ、つくしが高校時代バイトしてた店のだ。なんとなくずっと仕入れしてんだよな」

「へぇ~お母さん、つまみ食いばっかりしてそう」

「残りもんの大福とかよく食ってたよ。貧乏だったあいつにはちょうどいい栄養だったんだろうな」

蓮は知らないつくしの貧乏時代。

類と暮らしたマンションか今の家しか知らない蓮は、いくらつくしが庶民の暮らしを教えても、結局はセレブな人種に入ると思う。

どこに行ってもキョロキョロしないのは、司譲りの気品のせいだろう。

つくしはどこに連れて行ってもキョロキョロして、もの珍しそうに見る。

そんな姿も、あの頃の俺には新鮮だった。


あきらの勘の良さでわかった、蓮の存在。

嘘みたいな本当の話に、そこまで司を忘れられないのかとつくしに怒りさえ感じた。

類を選べば

あきらを選べば

“俺”を選べば

蓮の父親になる事に抵抗なんて感じない。

つくしと蓮と、幸せな家庭を築ける自信はある。

それはもちろん、つくしへの愛情があっての事。

俺もあきらも口にしないだけで、つくしを好きだった時期がある。

つくしが俺だけを見てくれるなら、他の女なんていらない。

だけどつくしは司しか見えていないから、俺は他の女で紛らわせるんだ。

お前に向けられない愛情を、違う形で。



ランキングに参加してます。
ポチっとお願いします。


0574 Web Site Ranking
スポンサーサイト



COMMENT▼

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://stormstory849.blog.fc2.com/tb.php/92-17a1f0d1

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

プロフィール

MAMI

Author:MAMI
原作、ドラマどっちもファンです!
設定が混ざってしまうかもしれません。
お許しください…

不定期にて週2回の更新が今の精一杯です…

たくさんのアクセス、拍手、コメントにいつも感謝してます!

バナーを作ってみました。
さらに、素敵なバナーも頂きましたので好きなのをお持ち帰りください。
当サイトはリンクフリーです。←今さら
好き勝手にペタペタしてくださいませ。


ログイン数

参加中

リンク

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR