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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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それぞれの想い 2

5時半。

起きるには早すぎるけれど、十分睡眠は取れた。

常務というポジションについてからは遅くまで仕事をする日々が続いていた。

蓮に会ったのだって1か月ぶりだ。

口を開けて寝るのはつくし譲りだな。

未だ眠る蓮の頭を撫で、シャワーを浴びにいった。


蓮と出かけるのも久しぶり。

SPが張り付く蓮との行動。

類はここまでしなかったもんな。

少し窮屈そうな表情を浮かべる蓮が、可哀想にも思える。

「ホントに司は心配性だよな」

「お母さんもやりすぎだって怒ってたよ」

「でも、仕方ないんだ。司もこうやって育ってる。それだけはわかってやれよ?」

「あきパパの言う事なら聞く。」

「蓮はいい子だな。」

蓮の行きたい所に連れて行ってやるとは言ったけれど、まさかこことは。

「蓮、本当に見るのか?」

「うん。去年まではお母さんと来てたんだけど、今年はお腹大きくて無理だから。」

映画館まで来たのは良いけれど、見るのは子供向けのアニメ。

マジかよ。

蓮が好きなのは知っている。

ゲームだって持ってるし、ハンカチとかがこのキャラクターだっていうのも。

1人で行って来いとも言えず、付き合う事に。

っていうか、司に言って家で見ればいいのに。

あいつなら家に原画取り寄せできそうなもんだけどな。

たまにはいいか、こんな休日も。

ポップコーンとジュースを持って、席に座った。



子供向けながらに引き込まれた物語。

意外にも面白いもんだなと思った。

大人が見ても飽きさせない展開に、ここら辺の事業に進出もありだなと考える。

映画会社、声優、アニメクリエーター、出版社・・・

「あきパパ?終わったよ?」

「あ、あぁ。行こうか」

仕事の事は置いといて、楽しませてやらなきゃダメだなと頭を切り替えた。


蓮に振り回された休日も終わりが近づく。

自宅に届けた俺を出迎えたのは、司とつくしだった。

『あきら、ありがとう。大変じゃなかった?』

「いや、楽しかったよ」

『蓮、楽しかった?』

「うん、昨日はあきパパと一緒に寝たんだよ。」

『そっか。よかったね』

俺の前では一生懸命背伸びしようとしていたけれど、つくしの前ではまだまだガキなんだなと実感する。

司とつくしの間に座って、司に頭を撫でられ嬉しそうな蓮。

司がつくし以外に愛しそうに優しく見つめる唯一の存在。

見合いでもいい。

誰でも愛せる自信はある。

そろそろ前を向いて歩こうと、帰りの車の中で思った。








という事で、あきらのお話しでした。
司のセリフがないのは、彼が出てきたらお話が長くなるからです。
次は総二郎のお話。
明日更新しまーす。


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