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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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証 9

環境ってすごいと思う。

きちんとしたマナーで食べる3人を見ているからか、蓮は食べ方がきれいだ。

3歳児とは思えない。

教えてもいないのに。

時々類が弾いてくれるバイオリンが好きで、自分もやりたいと言いだした。

週2回、自宅に講師を招いてレッスンをしている。

総二郎にはお茶を習い、あきらにはマナーやダンスを習っていた。

これも蓮が言い出した事。

英才教育なんて、やるつもりはない。

だけど、蓮にとっては3人がする事は何でもやりたい。

それが結局、英才教育に繋がっているんだと思う。

今日も総二郎とあきらが遊びに来ていた。

類「そろそろ幼稚園の事考えないとね。」

『英徳だけは絶対いやだよ。』

総「あそこじゃ司の子だってバレるだろ。候補はこことここだ。」

総二郎がテーブルの上に出したパンフレット。

どちらも有名な幼稚園で、大学まである。

『近くの公立とかじゃダメ?』

あ「蓮の事を考えれば、どっちかだな。」

『シングルマザーじゃこんな幼稚園入れないでしょ?世間体ってものがあるじゃない。』

総「俺たちに不可能はないんだぞ。」

類「誰かが父親の代わりになれば大丈夫じゃない?」

あ「3人で行くってのもありだな。」

『ちょっと!第一こんな学費払えないわよ。』

類「そんな事気にしなくていいよ。」

総「俺らにとっちゃ、微々たる金額だ。蓮の為ならいくらでも出してやるよ。」

あ「ちゃんとした教育を受けさせてやるのも、親の役目だろ?俺たちは、蓮の親だ。ちゃんと考えてるよ。」

3人で勝手に話が進んで、蓮は幼稚園受験をする羽目に。

まぁ、あの子なら大丈夫だとは思うけど。

誰に似たのか、マナーは出来てるし、好きな事はバイオリンを弾く事。

もちろん走り回って遊ぶことも好きだし、類たちとサッカーもする。

『ねぇ、あたし仕事してるのに無理じゃないの?』

類「そう、それでさ、今の病院辞めて、花沢専属にならないかと思って。」

『は?』

類「うちで働けば蓮の都合に合わせられるし。」

あ「美作でも受け入れできる。」

『ちょっと!勝手すぎる!あたしの意志は?仕事楽しいんだよ?』

総「俺たちとしては少しでも蓮の側にいるべきだと考えてる。
つくしが仕事行ってる間、蓮は平気そうな顔をしてるけど、本当は寂しい事くらいわかってるんだろ?母親はお前しかいなんだ。類に甘えとけ。」

あ「何も仕事するなって言ってるわけじゃない。蓮の為に余裕を持つのも大切だろって事だ。」

あたしが蓮の事を思うとみんなに甘えてしまうのをわかってて言ってるんだ。

あたし1人じゃ限られた事しか出来ないってわかってる。

今までこの3人にどれだけ助けられてきたか。

お金だけじゃない。

蓮が素直で、自ら教養を身につけようとする姿も3人のおかげ。

どこに出しても恥ずかしくない、むしろ胸を張れるような子に育ってる。

この気品は道明寺譲りなんだろう。

父親がいないのに寂しい思いをすることなく育ててこられた環境。

この恵まれている環境に、どんどんハマって行く自分が怖くもある。

本当にいいのだろうか。

このままがあたしたちにとって最善の環境?

もう少し2人だけで頑張ってみたい気もするけれど。

自分の子供のようにしてくれる3人に悪い気がして、行動できない。

今から3人と蓮を引き離すのは、お互いに可哀想な話。

蓮の為っていつも思ってるけど、結局はあたしが甘えてばかりいるだけなんだ。

1人で満足に育ててあげられないなんて、少し情けない気もする。



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