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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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こんな日に 3

2日後。

あたしの前に再び現れたステファニー。

この2日間、体調が悪い。

明らかにストレス。

はぁ。

コンコン

「司様をお連れしました。」

『入ってください』

西田さんの声がして、司が入ってきた。

あたしの顔を見て、頬が緩みそうになっている。

が、すぐにステファニーに気付いて顔が戻った。

司「どういう事だ?」

『ステファニー、知ってるわよね?遊び相手の1人よ。隣にいるのがシンディ。父親が司だって言ってるの。』

「は?」

『養育費が欲しいんだって。あんたの血を引くなら払わなきゃいけないでしょ。DNA鑑定受けて』

「その為に俺をNYに呼んだのか?」

『そうよ、本人がいないとできないの。口開けて』

素直に従う司の口内の粘膜をキットで擦る。

『(ステファニーもシンディに同じようにやって)』

キットを渡すと、同じようにして返してきた。

『(ここに住所、電話番号、銀行の口座書いて。本当の親子だと証明されればすぐに振り込むわ。)』

「(わかったわ。ねぇ、司?)」

「(あぁ?)」

「(会いたかった。いつも激しく求めてくれていたでしょ?他の人じゃダメなの。またあの時みたいに会えないかしら)」

「(ありえねぇ。もう2度とお前とは会わないと言ったはずだ。金がなくなればこのざまか)」

「(シンディはあなたの子よ?)」

「(知らねぇよ。俺は避妊しなかった事はない。)」

「(それでも私は妊娠したの。司の子供よ?)」

「(知らねぇっつってんだろうが!)」

イライラしてる司。

驚いているシンディ。

『司、子供の前よ。少しは冷静になって。
(ステファニー、シンディには何も罪はないわ。巻き込まないであげて。結果が出たら連絡するわ。)』

ステファニーはシンディを連れて帰って行った。

『司も仕事に戻って。あたし今日は邸には帰らないから。』

「は?何でだよ」

『司の顔しばらく見たくないのよ。西門さんや美作さんじゃなくて何であんたなの?隠し子?ふざけんな。あたしがどんな思いでステファニーに会ってるかわかってんの?ストレスで頭おかしくなりそうよ。早く出てって。結果が出るまで会わないから。』

「おい、つくし!」

「代表、今は距離を置きましょう。後は任せましたよ。」

西田さんが司を引っ張るようにして部屋を出て行った。

『美香ちゃん、これ出してきてくれる?』

キットを渡した。

「はい。取締役、大丈夫ですか?顔色優れないようですが・・・」

『ちょっと、今日は仕事できそうにないかも。このまま帰ろうかな。』

「では車の手配してきます。」

『あと、部屋も取ってくれる?』

「よろしいんですか?」

『たまには気分転換も必要よ。そうだ、美香ちゃんも一緒に泊まらない?あの部屋広すぎて寂しいし。』

「いいんですか?一度泊まってみたかったんです!すぐに手配してきます!」

喜んで部屋を出て行った美香ちゃん。

会長に電話すると、たまにはいいんじゃない?とあっさり許可してくれた。

今回の事も知っている。

「司には私からきつく言っておきます。あなたはゆっくりして、体を休めなさい。」

本当に頼りになる人。

「結果がどうであれ、彼女が2度とあなたの前に現れないようにするわ。」

別にそこまでは…

「ホテル内自由に使いなさい。あなたが歩けば宣伝にもなります。」

『・・・はい。』

「高梨を連れて行くのでしょう?常に行動を共にするように。」

『はい。』

その後、美香ちゃんが用意してくれた車でメープルに向かった。


買い物したり、エステしたり、レストランで食事したり、楽しい時間はあっという間に過ぎた。

「全部出してもらってもよろしんでしょうか・・・」

『いいのよ。今回は全部司のお金だから。あいつのせいだからね。それにいくら使っても何も言わないわよ。生まれながらのお坊ちゃんは、あたしと金銭感覚も違うし。』

「いつ見ても不思議なんですよね。なぜ専務と結婚されたのか。」

『・・・ずっと忘れられなかったの。あたしバツイチなのよ。司を忘れてその人を愛して結婚したはずが、司に再会した途端に忘れてないって事に気付いちゃってね。バツイチなんて道明寺の嫁として相応しくないって思ってたんだけど、司はそれでもいいって。会長も総帥も許してくれたの。あたしさ、昔は意地っ張りで恥ずかしくて、自分の気持ち口に出すことできなかったけど、今ははっきりと言えるようになった。あいつだけは失いたくないんだ。何があっても。』

「本当に愛してるんですね。」

『元はあいつの強烈アプローチから始まったのよ?信じられない事ばかりだったんだから』

美香ちゃんと話していると、気分が落ち着く。

あたしは話すことでストレスを発散してるんだ。

あたしたちはキングサイズの大きなベッドで一緒に眠った。

ルームサービスで朝食を取り、昨日買ったスーツを着て、そのまま出勤する。

部屋に入ると西田さんが来た。

「昨日の坊ちゃんは大荒れでした。」

『すいません、迷惑かけて。』

「いいえ、予想の範囲内です。本日夕方にはこちらを発ちます。本当に会われなくてよろしいですか?」

『はい。今日は会いません。』

「かしこまりました。昨日よりかなり顔色が優れていますね。リフレッシュされたようで。」

『はい。初めて司のお金をあんなに使いました。あいつにとっちゃ痛くも痒くもない金額ですけど。』

「坊ちゃんは請求書など見たこともありませんから。」

『そうでしょうね。楽しかったです。・・・でも、今度は司と行きたいです。3人で。』

「そう遠くない未来ですね。では、失礼します。」

そう遠くない未来。

あたしは笑っているのだろうか。



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Re: こんにちは

sa…様

コメントありがとうございます。
このお話は「司に限って」がテーマなんですよね。
少しクールに見えるつくしの対応も、妊娠を隠すためだったり…
この二人に平和な日々は訪れません(笑)

証もいろんな視点を交えて進めていきます。
楽しんでいただけて嬉しいです(^v^)

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