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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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真夏の通り雨 50

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
年末の挨拶ができなくてすみません・・・
バタバタしておりました。
いつ終わるか分からない話しをいつも読みに来てくれる皆様に感謝いたします。
今年もこんなサイトですがよろしくお願いします。
では、続きをどうぞ↓

「・・・いいよ」
「家に連絡して」
「わかった」
鞄から携帯を取り出し、おばさんに電話を掛けている。
「・・・え?竜のおばさんに?」
なんとなくわかって、俺は携帯を取り出し母さんを呼んだ。
母さんが来るまでの間、俺も電話に代わり間を繋ぐ。
コンコン『入るよー』
「今代わりますね」
さやの携帯を母さんに渡し、その会話を見つめた。
『ごめんね、突然』
『いやいや何も気にしないでって。ホントに、さやちゃんは娘みたいなものだから』
『うんうん、大丈夫。明日家まで送るね。うん、はーい』
携帯をさやに渡すと、母さんは俺を廊下に連れ出した。
『はい、これ司から』
手渡されたのはコンドーム。
『持ってるかもしれないけど一応ね。大変な思いをするのはさやちゃんなんだから、慎重に。さやちゃんの着替えとか準備してあるから、2つ隣のゲストルーム取りに行きなよ』
「・・・反対しないの?」
『反対?』
「だって、女の子泊めて、いかにもって感じじゃん」
『そうだね。でもさ、竜だって覚悟の上でしょ?相手の人生背負うとまではいかないけど、今一番側にいてほしい人と肌を触れ合いたいって自然な事だよ。2人が同意してなら反対はしない。今の気持ちを大切にしなさい』
「・・・ありがとう」
俺の腕をポンと叩くと部屋に入って行った。
ソファーに座っているさやを抱きしめ、耳元で言っている。
『Merci pour votre préparation
Chère fille』
(あなたの覚悟に感謝する。愛しい娘よ)
さやは何を言われているかわかっていないが、俺としては聞いていて恥ずかしい。
『ゆっくりして行ってね。何か足りないものあったら竜に言えば持って来てもらえるから』
「はい、ありがとうございます」
『じゃあ、ちょっと早いけどおやすみなさい』
チラッと俺に視線をよこした後、部屋を出ていった。
「なんか歓迎されちゃって、恥ずかしいな」
「・・・だな。でも、これが俺の家族なんだよ」
「そうだね」
会話が止まり、急にポケットの中が気になりだした。
まぁ、急な話だし持ってなかったから助かったけど。
男と女じゃ違うって事、ちゃんと冷静に考えなきゃ。
「・・・お風呂、借りてもいい?」
「あぁ、その前に着替え取りに行こうか」
部屋を出てさやの為に用意されたお泊り一式を持って、再び部屋に。
バスルームの中を案内すると、俺はバスルームを出た。
ポケットの中から取り出し、ベッド横の引き出しにしまう。
あとは・・・
飲み物と何かつまめるものを用意してもらったり、普段は大して気にしないのに部屋着を選んだり。
そのうちがガチャっとバスルームのドアが開いた。
「竜、落ち着きなさすぎ」
「あ、いや・・・これ、適当に食べたり飲んだりしてて。俺も入ってくる」
「うん、ありがとう」
バスルームに入り、緊張を落ち着かせようと大きく息を吐いた。



お風呂出たらあたしたちの部屋に来て
スマホのランプがついていたから見てみれば、お母さんから連絡が来ていた。
お風呂上がりに髪を拭きながら、お母さんらしくて笑ってしまった。
自分の事には鈍感なのに、人の事にはとても敏感な人。
私の事、ホントによくわかってくれてる。
今日は1人でいたくなかった。
ドライヤーで簡単に髪を乾かすと、スマホを持って部屋を出た。

『あ、来た来た!今日は一緒に寝よう』
「狭くねぇか?」
『大丈夫よ、なんなら司がどこかで寝る?』
「何でそうなるんだよ」
『今日はマリと寝たいの。ね、いいでしょ?』
「・・・ま、いいけどよ」
お母さんのお願いに弱いパパ。
すでにベッドの真ん中でリオは寝ている。
『マリは司とあたし、どっちの方で寝る?』
「・・・お母さん」
『じゃあリオをちょっと司寄りにして寝ようか』
お母さんはぱっぱと準備をして、寝る準備に入っている。
パパはベッドヘッドに寄り掛かり、タブレットを見ていた。
『リオに読んだ本でも読もうか?』
「私いくつだと思ってるの?」
『19歳の可愛い女の子。でもまだまだ甘えん坊ね』
私の手を取り、ベッドへと誘導する。
『あたしは大歓迎よ。いつでも一緒に寝ようね』
「おい、それはダメだ」
『えっ?』
「ほら、パパが焼きもち妬いちゃうよ?」
『司の方が甘えん坊ね』
「そうかも」
「お前らなぁ」
呆れ顔のパパにお母さんと2人で笑った。
1人でいたらいろいろ考えていただろう。
でもここにいたらパパもお母さんもいて、気持ちが和む。
「マリと寝るのも何年振りだろうな」
パパとの思い出話、パパとお母さんの話、尽きなくて楽しくて。
楽しいけど、昼間買い物して歩いたから疲れて眠い。
パパの大きな手が、私の頭を撫でた。
「おやすみ、マリ」
「おや、すみ・・・」
お母さんがケットを掛けてくれて、私は瞼を閉じた。



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