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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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真夏の通り雨 43

連休明けてだいぶ経ってしまいました。
では、続きをどうぞ↓

『・・・避妊する気ないでしょ』
「邸には人間がいっぱいいるんだから、子育ては大丈夫だろ?」
『何言ってんのよ。マリと竜が可哀想でしょ。片方としか血縁がない事を気にしてるの。特に竜はあんたの血がない事を気にして、あれだけレッスン頑張ってるんだから』
それは気付いていた。
俺の実子ではない事をパーティで言われた事もあるしな。
それでも俺は、胸を張っていろといつも言っていた。
あいつの努力はいつか絶対報われる。
『あたしは3人いれば十分。もういいよ・・・』
そう言って、つくしは目を閉じた。
マリと竜の事があって、さらに妊娠したらつくしが精神的に大変だろうな。
リオの事もある。
つくしの意思を尊重しよう。
つくしの負担になる事だけは避けたい。
俺の腕の中ですやすや眠るつくしの頭にキスを落とし、俺も目を閉じた。



もうすぐ夏休み。
「竜、今年は俺についてみないか?」
「親父に?」
夕食時に竜に提案した。
1年生の時は親父たちと世界旅行。
2年生の時は俺が出来る限り休みを取って日本中を旅した。
3年生の今年は、仕事を教えたい。
「盆の辺りに4日くらいの休みは取れるが、今年は大きいプロジェクトがあって去年ほど休めないんだ。だったら、竜が仕事を覚えるいいチャンスだと思うんだが」
箸を持ったまま、考え込む竜。
「・・・うん、やってみようかな」
「決まりだな。1度NYに行くんだが、その時はみんなで行こう。親父たちが連れて来いってうるさいんだ」
『竜、無理しないでね』
「大丈夫。何かあったら西田さんに守ってもらうから」
『それがいいわ』
「俺がいるっつうの」
『西田さん頼りになるもの』
「・・・ケンカ売ってんのか?」
つくしを睨んでみれば、ニコニコして俺を見てやがる。
『竜の味方はあんただけじゃないって事。100%司が竜を守れるわけじゃない。味方は多いに越した事はないの』
それもわかるが、西田ばかりを頼りにして面白くないのも事実だ。
俺の方が力があるっつうのに。
『良い社会勉強できそうだね』
「楽しみだな」
「竜頑張ってね」
「にぃに?」
勝手に話を勧める俺の家族。
フゥー、と1つ息を吐いて落ち着かせる。
「とにかく、夏休みは家を空ける機会も増える。頼むな、つくし」
『任せて。女3人で旅行行くのもいいよね、マリ?』
「いいね、行きたい!」
『どこがいいか、後で考えようね!』
2人で盛り上がりだした。
俺と竜を置いて旅行だと?
しかも女3人だけなんて危険しかないぞ?
「そんなの許せるわ、『青山さんとSP連れていくから』
・・・くそっ、先手を打って来やがった。
『行き先はメープルか別荘がある土地。移動はプライベートジェット。あんたのカードを使う』
ドヤ顔で俺を見る。
文句ないでしょ?と言わんばかりだ。
同じ日程で旅行先に出張入れてやる。
「ご馳走さま。学校行ってくる」
「ご馳走さま。私も行くー」
竜とマリがダイニングを出ていった。
『リオはどこがいいかなー』
ウキウキしているつくしを睨んだってどこ吹く風。
ムカつく。
絶対邪魔してやる。


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