FC2ブログ

It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

11<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>01

真夏の通り雨 22

久々の更新になりました。
なんで夏って忙しいんでしょう。

では、続きをどうぞ↓

遠くでノックの音がする。
「司、起きてる?」
この声は姉ちゃんだ。
未だに腕の中で寝息を立てている牧野を起こさないように、静かに頭の下から腕を抜いた。
ベッドの下に落ちているローブを羽織ると寝室を出て、部屋の扉を開ける。
「何だよ」
「つくしちゃん。いるんでしょ?」
「・・・いるけど。まだ寝てる」
「ふーん。これは、期待してもいいのかしら?」
「何をだよ」
ニヤニヤしながら話している姉ちゃん。
「やっと、本当の妹になるのね」
「まだ先の話だろ。マリも竜もいるんだから」
「そうね。子供たちが最優先だわ」

『どー・・・みょ、うじ・・・』

寝室から小さく牧野の声が聞こえた。
「牧野が起きそうだ」
「・・・朝食まであと1時間。お父様たちも一緒よ」
「起こして支度させる」
「服なら司のカードでいーっぱい買ったから。選んであげるといいわ。じゃあね」
手をひらひらとさせながら、姉貴は廊下を歩いていった。

ベッドに近づくと、牧野はまだ寝ている。
さっきのは寝言か?
可愛すぎだろ。
昨日、久しぶりの牧野の体に興奮して何回も抱いた。
疲れているだろうし寝かせてやりたいけど、朝食の場に行かないのはマズいな。
これからの事を考えても、ここで起こさないと牧野に怒られる。

「牧野、起きろ」
『もう、ちょっとだけ・・・』
と言いながら寝ようとする。
「朝飯食うだろ?竜たちも待ってるぞ」
『うーん・・・』
ベッドの縁に座り、牧野の頬に手を添える。
目覚めてきたのか、目を開けると恥ずかしそうに布団で顔の半分を隠した。
『おはよ』
「おはよう」
牧野のおでこにチュッとキスを落とす。
「シャワーするだろ?」
『うん。あ、でも着替え・・・』
「取りに行くか」
小さく頷くと布団から手を出した。
その手を掴み、背中に手を添え起こす。
立ち上がるとよろける牧野。
『年齢考えてよね』
なんて言いながら、俺に支えられ部屋へと歩いた。

牧野が着替えるのにと姉ちゃんが用意した部屋のクローゼットに、たくさんの服が掛けられていた。
『どれが良いかな?あたしじゃ決められない』
牧野の思わぬ発言に、俺は意気揚々と服を選び始めた。
牧野に似合うコーディネートを選んでいく。
白人の血が入っているマリとは違う、日本人らしい肌の白さ。
「これでいいだろ」
パンプスまで合わせ、ベッドに並べた。
最後に下着を選び、手に持っていると
『ちょ、ちょっと!そこは自分で選ぶから!』と取り上げられた。
「あ?別にいいだろ、俺しか見ねぇんだし」
『下着まで選んでなんて言ってないでしょ!ほら、あんたもシャワーしてきなさいよ。着替え自分の部屋なんだから』
と背中をぐいぐい押され、牧野の部屋を追い出されそうになる。
・・・一緒にシャワー浴びようと思っていたのに。
でも、手を出さない自信もないからいいか。
「支度ができたらここに来るからな」
『・・・わかった』
俺が自ら部屋を出る事をわかったのか、力を抜いた。
その瞬間に唇にキスをして、部屋を出た。
今日は楽しい1日になりそうだ。
口元に浮かぶ笑みを隠せないまま、自分の部屋へと歩いていった。



ポチっとお願いします。

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



COMMENT▼

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://stormstory849.blog.fc2.com/tb.php/398-46fec59f

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

プロフィール

MAMI

Author:MAMI
原作、ドラマどっちもファンです!
設定が混ざってしまうかもしれません。
お許しください…

不定期にて週2回の更新が今の精一杯です…

たくさんのアクセス、拍手、コメントにいつも感謝してます!

バナーを作ってみました。
さらに、素敵なバナーも頂きましたので好きなのをお持ち帰りください。
当サイトはリンクフリーです。←今さら
好き勝手にペタペタしてくださいませ。


ログイン数

参加中

リンク

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR