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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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真夏の通り雨 21

久しぶりの更新です。
短編書いてるんですけどね、なかなか進まなくて(-_-;)
普段短編書かないから・・・って言い訳。
短編を先に更新したいけど、こっちを更新します。
出来るまでもう少し!

では、続きをどうぞ↓

目を開け、高い天井にここはどこだろうと考える。
あ、そう言えば昨日道明寺さんの家に泊まったんだった。
なんだよ、この寝心地の良いベッド。
今日家に帰って寝れなくなりそう。
あくびをしながら、確かこっちだっけ・・・と記憶を頼りにトイレに向かった。

顔を洗い、昨日椿さんにたくさん買ってもらった服を並べて選ぶ。
着替え終わった時、ドアをノックする音が聞こえた。
「竜くん、起きてる?」
「あ、はい!」
椿さんの声に慌ててドアを開けた。
「おはよう、竜くん」
「おはようございます」
「ねぇ、つくしちゃんいる?部屋に行ったけどいないのよ。ベッド使った形跡もないし」
「ここにはいませんよ?」
「どこ行ったのかしら。・・・司の部屋?」
自分で考え出した可能性に、ニヤリと笑う椿さん。
「マリには内緒よ。私が起こしてくるわ」
スキップしそうな勢いで、椿さんは歩きだした。

昨日リビングから部屋に戻る時、廊下でマリに引き留められた。
「竜は、ずっと私の味方でいてくれる?」
「味方?何の話だよ」
「もしパパとつくしさんが結婚して、子供が生まれたら?2人ともその子に夢中になって、私たちの事なんてどうでもよくなるよ」
「そんなわけないだろ」
「だって、私は今までパパを独り占めしてきたのよ。パパの愛情がつくしさんにも竜にも、生まれてくるかもしれない子供にも向けられるの!ママに愛されなかった私が、パパにも愛されなくなったら、どうしたらいいの?」
俺の腕を両手でつかみ、泣きそうな顔で訴えてくる。
道明寺さんがデカイからか、ヒールを履いたマリと視線は変わらない。
「部屋に入れ」
俺が借りている部屋にマリを入れ、ソファに座らせた。

今日初めて話したけれど、すごく気さくで話しやすい子だった。
まるで小さい頃から知っているかのように話していられる。
突然感情的になったマリを落ち着かせよう。
隣に座り、今自分が思っている事を正直に言おうとマリの方を向く。

「もし、道明寺さんと母さんが結婚するなら、俺はすげー嬉しいよ。母さんは今まで俺の為に一生懸命で、自分の事は後回しにする人だった。母さんが幸せになるなら、俺は祝福する。マリは、今日母さんと過ごしてきて、嫌な人だと思った?」
静かに首を振ったマリ。
「マリのお父さんは、母さんの事が大好きなんだ。俺はこの1ヶ月半、話しているだけですげー感じた。子供ができるのも時間の問題だろうな。道明寺さんは愛情深い人だよ。じゃなきゃずっと母さんを思ってるなんてできないだろ?今までと同じようにマリの事を愛してくれるよ。そして、俺も兄弟としてマリを愛する。母さんも愛してくれるよ」
愛するとか愛されるとか、口にするのも恥ずかしい。
それに結婚するなんてまだ決まった事でもないし、むしろ寄り戻してさえもいないと思うんだけど。
それでも、マリにとっちゃ不安だよな。
俺は父さんとの関係も良好だし、父さんの新しい奥さんとも子供とも会っている。
母さんに何かあったら最悪そっちに行けるけど、マリは母親とそういう関係ではなさそうだ。
「竜は私より年下なのに、大人だね。」
「マリがお子ちゃまなんだろ?」
「もう!竜ヒドイ!」
マリの顔に、笑顔が戻る。
「大丈夫だよ、マリ。お父さんを信じてあげよう」
「うん。ありがとう、竜」
お礼のつもりだろうか。
マリに抱きつかれ、どうしたらいいかドキドキする。
背中に手を回すべき?
宙に浮いた手をどうにかしようと、軽く背中に添えた。
抱きしめるのは難易度が高い。
これが外国人特有のハグする習慣か。
日本育ちの俺には、理解が出来ない。
が、慣れる必要はありそうだ。

俺から離れたマリの顔には再び笑顔が戻った。
「部屋に戻るね。おやすみ、竜」
「おやすみ」
マリが部屋から出ていくのを見届け、用意してもらった着替えを持ってバスルームへと向かった。
「うおっ、マジで?」
1人で入るにはもったいないくらい大きい風呂、シャンプーすれば嗅いだことない良い香り。
時々経験するくらいにはいいけど、住むってなったら息苦しくなりそうだな。
いつもどこかに人がいるのも落ち着かない。
母さんたちが結婚したら、ここに住むのか。
そこは諦めが必要かもしれない。

「はぁ」
今日はいろんな事があって疲れた。
ベッドに入るとすぐに瞼が落ちてくる。
明日もきっと、いろんな事が起きるんだろうな。
面倒な事にならなきゃいいけど。
そう思いつつ、眠りに就いた。



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