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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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The person of fate 38

挙式には家族と少しの友人。

披露宴には500人を超える招待客。

そして、囁かれる陰口。

「あの人、啓太さんの奥様だった人じゃないの?」

「え~元旦那の結婚式って普通来ないよね?」

「嫌味でも言いに来たのかな?新しい奥様キレイだし、啓太さんにピッタリだもの。」

妬みの声は聞きなれた。

いつもの事。

司「挨拶まわりに行く。お前も来い」

『あたしも?何で?』

司「恋人を紹介して何が悪い。ババァについてるんなら、会った事があるやつもいるぞ。」

言われてみると、この間の会食で会った企業のCEOがいた。

司「ほとんどが滋のとこだ。うちとも繋がってる奴が多い。お前も顔を売っとけ。」

『うん。行こうか。』

司の腕に手を添えて、挨拶をして回る。

司「お久しぶりです、西園寺社長。」

「やぁ、久しぶりだね。おや、こちらの方は?」

司「紹介します。結婚を前提としてお付き合いしている方です。」

『牧野つくしと申します。よろしくお願いいたします。』

「おぉ、司くんの婚約者か。」

司「はい。彼女はNYで大学院に通いながら母の仕事のサポートをしています。いずれは、私の良きパートナーになる存在です。」

「そうかそうか。来月NYに行くんだよ。その時は、会長交えて食事でもしようではないか。」

『ありがとうございます。会長にもその旨、言付けておきます。』

司「では、失礼します。」

挨拶すべき人のとこには全て回った。

さっきあたしに陰口叩いていた人のテーブルにも行った。

司の挨拶が聞こえて、あたしとの結婚話を聞くと途端に口を開かなくなった。

英徳出身か、話を聞いて司の事を知ってるな。

もう10年近くも昔の話が、ここまで効いてるのか。

いいんだか、悪いんだか。

『美味しい!』

「お前、NYでまともに飯食わせてもらってないのか?」

『食べてるよ。』

「そのリアクションじゃ、ボンビーだった頃と変わらねぇな。」

『美味しいものを食べて、美味しいというのは当たり前でしょ?
今はあんたのお母さんと時間が合えば一緒に食べてるのよ。こんなに騒げるわけないでしょ。』

「は?ババァと?飯まずくなるぞ」

『あんたのお母さんでしょ!仕事が中心だけど、少しづつ話したりしてるの。
その日の商談相手の事、商談の内容、結果まで。食事中に頭の中に全部詰め込んで、部屋に帰ってノートに書き写す。あたしは会長の様子まで書くの。話し方でだいぶ分かるようになったのよ。
話し方で、乗り気かそうでないかとか、相手から来たかとか。心理学がこんなにも使えるとは思ってもいなかったけどね。』

「牧野が心理学?」

『交渉には大切なことなんだって言われた。空気を察して行動しなさいっていつも言われてるからね。毎日が勉強だよ。』

「俺もうかうかしていられないな。牧野に先に社長の席座られそうだ。」

『司を使ってあげてもいいよ?』

「言ったな?お前になんか負けるか!」

いつもの言い合い。

それが心地いい。

あたしたちは目立っているとも知らずに、話し続けていた。




楽しんでいただけているでしょうか?
次回からは啓太視点です。
あの時啓太は何を思っていたのか。
数話に分けて更新します。
お楽しみに~


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