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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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傷痕さえも愛しくて 最終話

久々の更新で申し訳ないです。
やっと最終話更新できます。

では、続きをどうぞ↓

道明寺と休みを合わせ、倖の夏休みにNYに来た。
道明寺と付き合いだして、一緒に住んで、倖に母親だと告げ、この間はプロポーズされた。
すべての報告をする為に。

あたしが今生きていられるのも、倖がこうしてすくすく成長しているのも、全ては道明寺のお母さんのおかげ。
倖を引き取ると言われた時は、やっぱり鉄の女は鬼だ悪魔だと思ったけど、今のあたしたちの関係が出来上がったのは離れていた時間があったから。
感謝はすれど、文句など言える立場にもない。
NYの道明寺邸、エントランスの前。
あたしは深呼吸をして一歩を踏み出した。

「つくしちゃーん!!」
突然視界を奪われ、呼吸ができなくなる程のハグを受ける。
『うぐっ・・・うぅ・・・』
「姉ちゃん!牧野死んじまうぞ!離れろ!」
「あら、ごめんなさい!大丈夫かしら?」
お姉さんが離れてくれて、ケホッと咳と共に息を吸い込む。
『はい、大丈夫です』
「つくしちゃんに会いたかったわ。あぁ、本当に嬉しい!」
『私もお姉さんに会えて嬉しいです』
映像では見ていたけど、会うのは久しぶりだった。
「倖も大きくなったわね」
「椿ちゃんもいつもキレイだよ」
「あら、ありがとう」
お姉さんに向かって何を言うんだ・・・
言わされてるのかどうかは別として、可愛がってくれているのは一目瞭然。
数か月前までここで過ごしていた。
使用人の人達も、温かい目を向けてくれている。
「旦那様と奥様が書斎でお待ちです」
「あぁ、荷物置いたら行く」
「かしこまりました」
いよいよ、対面する時が来た。


道明寺のお母さんの書斎で、お父さんとお母さんとお姉さん、道明寺とあたしと倖が向かい合って座っている。
メイドさんが飲み物を運んでくれて、部屋を出た。
その途端にあたしは立ち上がる。
『あたしを大学に行かせていただき、ありがとうございました。
倖を引き取って立派に育てていただき、ありがとうございました』
深く頭を下げる。
「頭を上げて座りなさい」
道明寺のお母さんの冷静な声に、あたしはゆっくりと頭を上げ座った。
「私こそ、あなたに酷な事を言って申し訳なかったわ」
『いいんです。あたしは周りが見えていませんでした。あのままあたしが倖を育てていたら、2人で共倒れしていたかもしれません』
その言葉に、道明寺がそっとあたしの背中に手を添えた。
あたしに安心感を与えてくれる手。
その手を選んだ事を、あたしは誇りに思う。


よく晴れた日。
メープルのチャペルには、互いの家族と仲の良い友人が集まっていた。
バージンロードの先には、同じデザインのタキシードを着た倖と司。
いつか夢見たウエディングドレスを着て、あたしはパパの腕を組みバージンロードを歩いている。
涙は流さない。
これからのあたしには幸せが待っているんだから。

来月あたりから病院の先生と相談して、2人目を作る予定でいる。
あたしの体調を見ながら、妊娠のタイミングを狙うのだ。
何度も話し合った。
あたしの命に関わる事だし、倖がいるんだから子供はもういいのでは?と喧嘩にもなった。
それでも、2人で1から育てたいという気持ちを捨てる事が出来なかった。
倖の赤ちゃんの期間を共に過ごせなかったあたしたちは、知らない事も多い。
後悔とは違うけれど、拭えない気持ちがお互いにあった。
仕事は必要な時だけの出勤になり、倖と過ごす時間も大切にした。
乗り越える事はたくさんあって、背負うものはたくさん増えて、それでも充実した毎日を過ごしている。

お腹の傷、また同じところを切るのかな。
司はきっと、そこも愛してくれるから。

「ただいま」
「『おかえり』」
そう言い合える今も、愛しくて。




次回作は「花束を君に」の続編、「真夏の通り雨」を長編でお届けします。
あの別れの後、お互いに結婚して子供をもうけたけれどシングルに。
40代、未成年の子供を持ちながらの恋愛模様を書いていけたらと思ってます。

今まで専業だったのが仕事を始めたのであまり書く時間が持てません(-_-;)
更新がゆっくりになる事を承知の上、お待ちください。
では、ある程度書けたら更新を始めます。



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更新ありがとうございます!

最終回寂しくなりますが、ハッピーエンド嬉しかったです。
ありがとうございました(*^^*)

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