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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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The person of fate 36

必死に勉強して、1年で大学を卒業した。

出張と理由をつけては司はNYに来て、一晩夜を共に過ごして日本へと帰国していく。

月に一回は必ず。

始めは司の無理矢理な理由だったけど、そのうち会長が「司が来なければ話が進まない」と呼ぶようになった。

これも親としての愛情なのだろうか。

司が日本でパーティに参加しなくてはいけない時、滋さんや桜子がパートナーを買ってでてくれた。

桜子は

「道明寺さんといると男が寄ってこないんです。先輩が彼女じゃなかったら、こんな事絶対に引き受けませんよ。」

と文句の電話が入った。

『しょうがないでしょ。桜子を信用してるから、お願いできるんじゃない。』

それ以来、パーティは無事終わったとメールが入るだけになった。

週刊誌の記事も、あたしは笑いながら見る事ができる。

相手が滋さんや桜子って…

そんな事はないと信じる事が出来るから。

あたしの心に波風なんか立つわけがない。


大学院に進み、勉強にも少しだけ余裕ができた。

2年分を1年で詰め込むには相当苦労した。

司があたしを待っていると思うと、早く卒業したかった。

結果がついてくる事に達成感を感じ、早く次へと進みたくなる。

自然に身に就いた英会話も、ビジネス用語までばっちりだ。

「牧野さん、週末だけ私の側で仕事を覚えてみる気はない?」

最近は決定事項を述べるのではなく、あたしに意見を求めるように話しかけてくれる。

『やりたいです!』

「そう。平日でも、あなたに時間があれば私のところに来なさい。覚える事はたくさんありますから。」

『ありがとうございます。頑張ります。』

あたしが返事をした翌日には、スーツやブラウスが数着届けられた。

「あなたは与えられるだけでは満足しないと承知の上です。これは私が以前数回しか着なかったものをあなたのサイズに直しました。バッグとパンプスだけは新品を用意します。私の下で働くのだから、身なりを整えるのも当然の事ですよ。」

『ありがとうございます。大事に使います。』

会長のお下がりを着る事があるとは・・・

だけど、新品のスーツよりも嬉しかった。

外では鉄の女と呼ばれるほどの人だけど、邸に帰ってくると普通の人になる。

疲れれば溜め息も出るし、孫を見れば顔を綻ばせる。

体調を崩して静養してるお父様の側では、女の顔になることだってあるんだ。

あたしはそんな会長の姿を見ているから。

これらは会長の鎧、戦闘服なんだと思う。

大切にしよう。

これからは、あたしの戦闘服になるんだ。



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