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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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傷痕さえも愛しくて 15

約2か月ぶりの更新になってしまいました。
子供がインフルにやられたり、幼稚園がインフルで閉鎖になったりと慌ただしい日々…
待ってるとコメント頂いたのに更新できなくて申し訳ないっす。
ではでは、続きです。
どうぞ↓


その日は突然やってきた。
「牧野さん、来週道明寺社長が帰国する連絡が入った。水曜日の午前11時、予定入れておいてね」
『はい、わかりました』
これが、今日湯川さんと交わした会話。

久々に道明寺社長に会う事に少なからず緊張もする。
毎月送られてくる倖のアルバムのお礼もしたいけど、そんな事湯川さんの前で話せない。
倖の事、たくさん聞きたいけど忙しい社長にそんな時間はなさそうだし・・・
パソコンに向かい仕事の資料を打ちながら、そんな事を考えていた。

アポを取った当日。
緊張を隠せないまま、エレベーターホールで待っていた西田さんに案内され応接室に向かっている。
部屋に入り間もなく社長が現れた。
湯川さんが社長と挨拶しているのを横目に、ビデオで見る倖の相手をしている人と同じ人だなんて思えず、じっと見つめてしまった。
「何か?」
『い、いえ、失礼いたしました』
焦りを隠すようにコーヒーに手をつけ、心を落ち着かせる。
相変わらず苦いけど、豆が美味しい物を使ってる分なんとか飲めそう。

「副所長が以前経営していた事務所から来ました、牧野つくしです」
『牧野つくしです。よろしくお願いします』
「ええ、よろしく。いきなりで申し訳ないけれど、こちらのお願いを聞いていただけるかしら」
「はい、何でしょう?」
「息子である司に、日本支社を任せようと思っています。それに従い、道明寺に常駐できる弁護士を1人お願いしたいのだけど」
「と、言いますと?」
「アメリカの法律はビジネスに必要な分は覚えたのだけど、日本の法律はほとんどダメね。自分が法律だとでもいうような生活をしていたから」
・・・ええ、そうでしょうね。
その被害者の一人はあたしですよ。
「法務課の人間じゃ、司の相手にならないわ。すぐに辞めるのも目に見えているし。そこで、そちらから1人派遣していただけないかしら。」
「わかりました。所長に相談してみます。」

「牧野さん、だったわよね。」
『あ、はい』
「あなたでいいわ。所長の方には私から連絡しておきます。」
「え、でも・・・」

社長の話にあたしも湯川さんも驚きっぱなし。
あたしが、道明寺常駐の弁護士になる?
何がどうなってそんな話に?

「そういう事で、お願いするわね」
話は半ば強制的に終わり、社長は退室して行った。
「これが提案書です。こちらから一報入れますので相川所長に提出願います。」
『・・・わかりました』
西田さんがあたしに書類を渡してきたので受け取った。
社長も西田さんもあたしとは初対面みたいに対応した。
それにあたしも応えなければいけない。
なんて緊張するんだろう。
あたしは絶対に女優になんてなれない。
社長と西田さんを見習わなければ。

『湯川さん、この話、本当ですか?』
「・・・だろうね。あの社長が冗談言うとは思えないし」
道明寺の帰国、そしてあたしが道明寺常駐の弁護士になる事。
何かが少しづつ、変わり始めていた。




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