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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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傷痕さえも愛しくて 1

突然フッと思いついてタイトルが決まりました。
最後の方でタイトルの意味がわかるかと思います。

滋に連れられた水上コテージで、結ばれた2人。
その後、司が記憶喪失になり、つくしも環境がどんどん変わっていき・・・
最後はハッピーに終われるように書いていきたいです。

では、スタートです。どうぞ↓

明日の朝、あたしはあの桟橋に一人で立っているだろう。
決して後悔しないように。
あたしの想いは真っ直ぐあいつに向いているから。



『どうしよう・・・ドキドキしてる』
「牧野・・・」
真っ白でふわふわなバスローブを脱がされた。
見下ろされるのは初めてではない。
なのに、なんでだろう。
あたしが今まで何に怯えていたのかわからなくなるくらい、全てを預けたくなった。
道明寺の男の部分が、あたしの女の部分を引きださせる。
自分が自分じゃなくなっちゃうような不思議な感覚は、言葉に表す事は出来なくて。
人ってこんなに幸せだと泣きたくなるんだって、初めて知ったんだ。

道明寺の胸元にそっと添えられたあたしの右手。
「俺だってドキドキしてんだよ。お前だけじゃねぇの」
それが嬉しかった。
やけにあたしだけ緊張しているように感じていたけど、本当は道明寺も負けないくらい緊張していた。

顔のいたるところにキスが落ちてくる。
くすぐったさにクスクス笑いながら、道明寺の髪に指を絡めた。
「笑えないようにしてやる」
突然何を言い出すかと思えば、耳たぶを甘噛みしてくる。
『ヒャァ・・・!』
今まで聞いた事もない声に、とっさに口を両手で覆った。
そして、耳がこんなにも感じる部分だった事にも驚く。
「声、聞かせろよ。誰も聞いちゃいない」
あたしの両手をシーツに縫い付けるように抑えつけ、再びキスの嵐が降ってきた。

道明寺の唇があたしの唇から離れて、顎から首筋へと辿っていく。
顔のラインをなぞりながら耳たぶを再び甘噛みされ、声にならない声が漏れる。

きっと、あたしの顔真っ赤だ。
まだあたしの体に直接触れているわけじゃないのに、肌にはじんわりと汗が浮かび始める。
ほんのりとピンクに染まっている肌に、司が興奮している事などつくしが知る由もない。
本当は今すぐにでもむちゃくちゃにして、繋がりたいと思っている事など。

道明寺の手があたしの手から離れても、口元に持っていく事はしなかった。
枕の端を掴んで、目をギュッとつぶったまま。
ただ、されるがままに身を委ねるだけ。




本当に痛くて、叫びだしたいくらいだったけど、道明寺がこんなにも近くに感じられて幸せだった。
あぁ、もう、このまま死んじゃってもいいかなっていうくらいに。
男の目になる道明寺が怖かったけど、指先から伝わる優しさで胸が一杯になっちゃって、あたしからキスしたの。
道明寺が愛しくて、どうしてもしたくなっちゃったんだ。

緊張と疲れのせいで終わった後すぐに寝ちゃって。
道明寺があたしの体をキレイにしてくれたのも知らなかった。

きっと、あの時があたしの幸せのピークだった。
これから悲しい事が起きるよって、前触れだったんだ。



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完結お待ちしていました

こんにちは。
一気読みがしたくて完結するのを毎日お待ちしていました!
出だしから、この後の切なそうな波乱を予感させられ
読むのがすごく楽しみになりました!
最後までしっかり読ませて頂きますね。

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