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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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あの雨の日に 22

今回の楓さんはそう簡単には許してくれないよ~

では、続きをどうぞ↓

タキシードを着せられて、知らない女とチャペルに立っている。

「(花嫁の方を向いて笑ってください)」

笑えねぇよ。
っつうか触んなよ、気持ちわりぃ。
マジで愛想笑いもできない程気分が悪くなってきた。
隣でなんか喋ってるけど、それさえも耳に入らない。
首筋には冷や汗が伝っている。

「(顔色が悪い。少し休みましょう)」
視線を合わせる事が出来ない。
牧野なら、いつまでも見つめていたいと思うのに。

「牧野呼べ」
西田にそう告げる。
チャペルの隅っこの方にいた牧野が、恐る恐る俺に近づいてきた。
『あたし、ここまできたらまずくない?』
「大丈夫だよ。休憩中だ。」
『だって、視線が痛い・・・』
撮影を見ていたババァが牧野を睨んでいるのは知っていた。

「牧野水取って」
『あ、うん』
側にあったテーブルからミネラルウォーターをくれる。
「口移しで飲ませろ」
『・・・は?ちょ、何言ってんのよ。するわけないでしょ?』
「俺具合悪いんだけど」
『そうは見えないけど?』
牧野が傍に来ただけで、気分も良くなっていく。
冷や汗もピタッと治まった。
「なぁ、あのステンドグラス近くで見ようぜ」
『イイの?見たい!』
俺が差し出した手を、恥ずかしそうに握った。

「あれはな、全部天然の宝石で出来てるんだよ」
『え、うそ!?』
「嘘だよ」
『もう!!嘘つかないでよ!』

牧野は気付いていないだろうけど、カメラマンはシャッターを切っている。
俺を相手に指名したモデルの女も、怒りで顔を真っ赤にしていた。

『道明寺、何笑ってんの?』
「ん?いつかお前とここ歩きてぇなって」
『一生無理かもよ?』
「てめぇ、言ったな?今晩仕返ししてやる。覚えてろよ?」
『え、いやー何の事かなー』

俺たちが何を話しているかなど、誰もわからないだろう。
それでいいんだ。

「(彼女、着替えて。一緒にメイクもして、司と並べたい)」
カメラマンが近づいてきて、そう言った。
「(構わないが、俺はあいつと撮影など出来ない。それでもいいのか?)」
モデルを指してそう言えば
「(イイものを撮る為には仕方ないね)」
「牧野、着替えて来い。メイクもしてくれるぞ」
『えぇ?あたし?』
「あぁ、行って来い」
背中を押し、牧野は着替えに行った。


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