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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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あの雨の日に 21

何を言ったって牧野の表情が晴れる事はなく。
不安がる牧野と共にNYに着いて、本社へと向かった。
「代表、会長がお呼びです。牧野様はこちらでお待ちください」
俺の執務室に牧野を残し、ババァの元へ。

ノックをして部屋に入る。
「あなたは出張に誰を同伴させているの?」
「恋人ですが」
「恋人・・・?フッ、笑わせないでちょうだい。まぁいいでしょう。それで、思い出作りは終わったかしら?」
「はぁ!?」
「これからNYメープルにて撮影があります。チャペルの宣伝用よ。女性モデルから相手はあなたがいいと指名があったの。スケジュールが急きょ変更になって今日になったのよ。時間がないからそろそろ行くわよ。」
「何で俺がモデルなんかやらなきゃいけねぇんだよ」
「これはビジネスよ。それくらいわかるでしょう。撮影の後は食事の席も用意してあるわ。彼女は今日、メープルに宿泊します。・・・これがどういう事か、あなたでも理解できるでしょう?」
「ふざけんなっ!なんで知らねぇ女と飯食って部屋行かなきゃならねぇんだよ!てめぇは俺が誰でも抱けるとでも思ってんのか?」
「庶民を相手にしている時点で、そう思われても仕方ないのではなくて?」

怒りで部屋中の物をひっくり返したくなる。
モデルくらいはビジネスならば仕方ないと思って諦める。
けど、その後の飯もホテルの部屋も意味わかんねぇ。
・・・まぁいい。
俺が牧野以外の女を受け付けないって事を証明してやる。
撮影も何もかもをブチ壊してやればいいんだ。

「時間よ。その“彼女”とやらも同伴させなさい。」
「言われなくてもそうします。」
「現実を思い知るがいいわ」
・・・それはお前だ。
俺の現実を、ババァが知る番だ。

執務室で待っていた牧野の顔を見た瞬間、怒りが少し和らいだ。
側に寄り抱きしめ、ここが俺の安堵できる場所なのだとホッと息をつく。
体を離し、頬に手を添えた。
「メープルで撮影だ。俺がモデルやらなきゃいけないんだと。」
『道明寺がモデル?その為に呼ばれたの?』
「あ、あぁ、そうだな」
『へぇ~すごいね!』
「チャペルの撮影なんだよ。終わったら俺たちも撮ってもらおうぜ」
『えぇぇ?いや!急には恥ずかしいし!』
「どこに発表するわけじゃねぇんだから、構えんなよ。ま、記念ってやつだ」
『なら・・・いいかな』
「決まりだな」

触れるだけのキスから少しずつ舌を絡ませ、イイ感じに昂ってきたところでノックする音が。
「代表、お車の用意ができました」
チッ
『もう行くんでしょ?』
「はぁ~、行くか」
肩を組もうとするとその手を弾かれた。
『ここは会社!ほら行きなさいよ。あたしも後ろついていくから』
「ばーか。お前は後ろじゃなくて隣、だろ?」
ハッとしたような顔をして、そして大きく頷くと隣を歩きだした。



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