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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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あの雨の日に 11

つくしが必要な視察・・・
そりゃあ異国の地であんな事やこんな事。
環境が違うと大胆になっちゃうかも・・・?

では、続きをどうぞ↓

俺にとっては見慣れた帰り道。
だけど、牧野にとってはあの日以来遠ざかっていた。
『え?何で道明寺の家・・・?』
門に近づいてきて、やっとうちに向かっていた事に気付いたらしい。
「フライトは明日の朝だ。西田が迎えに来る手筈になっている」
『あたし家に帰るよ。逃げないで待ってるから』
「いいんだよ。タマに会ってやれ。お前の話したら会いたいって言ってたし」
『先輩・・・じゃあ、ちょっとだけ』
タマの名前を出せば、素直に俺の後をついてきた。

開けられた玄関のドアを通り、俺の後ろからひょこっと顔を出す。
先頭に立っていたタマは、牧野の顔を見るなり相好を崩した。
「つくし・・・あんたって子は本当に・・・」
『先輩、ご心配おかけしてすいませんでした。とっても元気にしてますから』
「顔見りゃわかるよ。さ、あんたはダイニングにいらっしゃい。食事の用意してあるから」
『え?』
隣に立つ俺を見上げる。
わかってないな、そんな顔も可愛い事に。
「俺は仕事残ってるから、ゆっくり食え。部屋にいるから」
『あ、うん・・・』
「坊ちゃんから連絡貰ってたんだよ。おいで。」
『はい。ありがとうございます』
ダイニングの方に歩いていく牧野の後ろ姿を確認して、俺も部屋へと向かった。
近くにいた使用人にゲストルームの手配をする。
別に焦っているわけではない。
ただ、それが今ではない事くらいわかっている。

PCを開き西田に渡されていた書類に目を通し、明日から行く支社からのメールと比べながら頭の中でシミュレーション。
牧野が必要な理由はちゃんとあるんだよ。
俺にとってはかなり意味がある。
牧野を喜ばせるのは、俺の喜びなんだから。

コンコン
控えめにドアがノックされる。
『あの・・・あたし・・・』
「あぁ、入れ」
ドアから顔を出し、キョロキョロした後にソファーの端っこに座った。
デスクの椅子に座ったまま、牧野と向き合う。
『食事、ありがとう。本当にどれも美味しくて、いっぱい食べちゃった』
「そうか。お前美味そうに食うから、シェフも喜んでるんじゃないか?」
『そうかな。挨拶した時に、道明寺は家でそんなにご飯食べてないって言ってたけど・・・』
「あぁ。朝はたまに食うけど、昼や夜は会食も多いし、お前んとこ行ってるしな。」
『せっかくあんなに美味しいご飯作ってくれるのに。』
「じゃあ牧野が食ってやれ」
『・・・あたし?』
「牧野が時間ある時にでも、タマに会うついででもいいから食ってやれよ。な?」
『ム、ム、無理!!1人でここになんて来れないって!』
両手を振って、拒否してる。
「それなら俺と食うしかないな」
『はぁ?』
「1人が嫌なら、俺と食えばいいだろう?」
『そ、そうかもしれないけど・・・』
視線を彷徨わせ、クッションを抱きしめた。
「って言っても、牧野と休みが合うなんてそうそうないだろうけどな。」
『そう・・・だね・・・』
なんでそんな寂しそうな顔するんだよ。
「ゲストルーム用意させたから、今日はそこ泊まれ。今案内させる」
『あ、うん。ありがとう』
内線電話の受話器を取り、使用人に牧野を案内させるように告げた。

すぐに使用人が現れ「牧野様をご案内いたします」と連れていった。
昔は同じ屋根の下に牧野がいるってだけで眠れなかったのを思い出す。
今は、そりゃあ少しは意識もするけれど、焦っているわけではないから大丈夫。
あいつは絶対に俺に陥落する。
それだけは、自信があるんだよ。



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