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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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空を見上げた時 最終話

とうとう最終話を迎えました。
お引越しまでに、コメントの返信をまとめてしたいと思います。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

では、どうぞ↓

『えーと・・・心配掛けてごめんなさい。牧野つくし、記憶が戻りました!』

昨日は女子会で、今日はF4が揃ってあたしを囲んでいる。

『類には特に迷惑かけてごめんね?ご両親まで巻き込んじゃって本当に申し訳ないと思ってる』

「大丈夫。やっと牧野って呼べる。皐月って名前も可愛いけどね」

『仕事してる時は逢坂皐月のままだよ』

「そうなんだ。これから仕事でも会いそうだね。座る?」

『うん。ほら、どう・・・みょうじ・・・も・・・』

振り返ってみれば、額に青筋がいくつか浮かんでる。

え、あたし何かした?

「てめぇ・・・」

『あ、あたし?』

「お前以外に誰がいるって言うんだよ!」

『何かしたかなぁ・・・?』

ビクビクしていると、今にも胸倉を掴まれそうな距離に詰められる。

「何で類だけ名前で呼んでるんだ?」

『・・・は?』

「記憶が戻るまでは俺の事も名前で呼んでたじゃねーか!」

『それは記憶がなかった時の話でしょ?』

「じゃあ何で記憶が戻っても類の事は名前で呼んでるんだよ!」

『記憶を失くす前からそう呼んでるんだもん。今さらどうこう出来ないでしょ』

「はぁ?俺が1人NYにいた時にお前は類を名前で呼ぶような関係になったっていうのか?」

『その名前で呼ぶような関係って何よ!フルネームじゃ長いし、出かけた先で困る事があったから名前で呼ぶようになった
のよ。悪い?』

ちっちゃい事にいちいち突っかかってくるから、あたしも反撃しちゃう。

そんなつもりじゃないのに、あたしの口からはいつも可愛くない事ばかり。

皐月だった頃は、ケンカしないようにしてたのになぁ。

「悪い!俺も名前で呼べ」

『名前で呼べって・・・』

「類に出来るんだから俺にも出来るだろ?むしろ今までそう呼んでたんだから、何も問題はないはずだよなぁ?」



「ちいせぇ事でケンカしてんなぁ」

「ま、それが司と牧野か」

「皐月はお嬢って感じだったし、言い争うよりは言い聞かせるって方が合ってる気がする」

「司を手の平で転がしてる感じしてたもんな」

「嫌われないようにって気遣ってるのもわかっちゃうから、放っておけないっつうかなんつうか」

「「終わりよければすべて良し、だな」」



『今は呼ばないわよ!そんなのこれからいつでも呼べるじゃない!』

「いいや、今呼んでくれよ。類だけずりぃじゃねぇか」

『ズルイも何も、前からそう呼んでたって言ったじゃない。道明寺の方が呼びやすいの』

「・・・わーったよ。今日は諦めてやるけどよ、絶対!名前で呼べよ」

『・・・はいはい』

本当は、名前で呼びたいなって思う時もある。

でもね、恥ずかしいでしょ。

まぁ、そのうち呼ぶからさ。

そのうち・・・ね。



あたしと道明寺の交際は、ちょっと通うのには距離があったけど順調だった。

あたしの金銭感覚が、少しだけ道明寺寄りになったのも順調だった理由の一つかもしれない。

家事はお手伝いさんにやってもらう、本当に必要な物ならブランド物を買うのだってためらわない。

高級な店に入る度胸もついたし、ご馳走になるのに遠慮もしなくなった。

その代わり、あたしがご馳走する事もある。

あいつの辞書に遠慮なんて言葉は載っていないから、高価なワインをオーダーして数十万の明細を見た時にはビックリしたけど。

今まであたしにご馳走してくれた分を考えたら足りないくらいなんだよね。

記憶を失くしていた期間は、あたしたちにとって必要な時間だった。

子供だったあたしたちは、初めての恋にのぼせあがって結婚までを簡単に考えていたのかもしれない。

それがどれだけ大変なことか、これからの人生にどれだけの影響を及ぼすのかをわかっていなかったと思う。

今のあたしたちは、特にあたしはお父さんのおかげもあるけれど、道明寺の立場を理解できている・・・はず。

次期後継者として、何千、何万という人の人生を背負っている事。

それがどれだけの重圧かも、今の仕事をして痛感してるんだ。

あいつの人生を支えたい、隣で一緒に笑って、怒って、泣いて、寄り添いたい。

これが今、あたしの夢。




今日はクリスマス。

互いに仕事が終わったのは日付が変わるギリギリ。

イルミネーションももうすぐ消えそうな時間に、人のいない通りを手を繋いで歩いていた。

「寒くねぇ?」

『寒いね』

「ったく散歩なんて、暖かい時期にすればいいだろ?」

『いいじゃん、たまには。こうやって歩くのも悪くないでしょ?』

「・・・まぁな。」

その後は会話もなく、でも穏やかな空気が流れる。

一歩一歩はゆっくり、どこに向かうでもなく進んでいた。

「・・・なぁ、そろそろ結婚しようぜ」

『・・・そうだねぇ。もういい頃だね』

「逢坂社長にも挨拶に行くか」

『うん。あんたのお母さんにも会わなきゃね』

「牧野の両親もだな」

『お姉さんが飛んできそう(笑)』

「・・・ほっとけ」

『・・・ずっと夢だったんだ。司のお嫁さんになる事』

「!!い、今、お前・・・」

『あたしも道明寺になるんだよ?』

覗きこんだ顔は、寒さのせいだけじゃなく少し赤くなっていた。

「ったくお前は、最高の女だよ」

足を止めて、おでこにチュッとキスを落とされる。

「もうお前を想って空を見上げるのはやめだ」

『あたしも』

「帰るぞ。温め合わないといけないな」

『温め合う?』

「人肌を温めるのは、人肌が一番いいんだよ」

『な、何言ってるのよ』

「一緒に風呂に入って、その後汗をかけばバッチリだ」

『何がバッチリだ、このスケベ!!』

あたしたちはいつまでたっても、こんな関係のまま。




最後書いていて、何だかR推進委員会に影響されているかも・・・
とか思いました(-_-;)
どうもそっちに持っていきたくなっちゃうみたいです。





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