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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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空を見上げた時 72

最近、コメントにて証や双子奮闘記の続きが読みたいというリクをもらっています。
そう言われちゃうと、書きたくてウズウズしちゃうんですよね~
新作連載前の短編として更新できるように、少しづつ書いていきたいと思います。

では、続きをどうぞ↓
道明寺にエスコートされるまま、スイートルームに来た。

あたしの斜向かい、1人掛けのソファーに座ってネクタイを緩める。

ワイシャツのボタンを外していくその仕草まで、道明寺の色気を感じてしまって見惚れている自分がいた。

「で、お前の話ってなんだ?」

ハッとして、目線を逸らす。

道明寺に見惚れてる場合じゃなかった。

えーと、えーと・・・

どう言葉にしていいものか、考えを巡らせる。

「早くしろよ」

『あの・・・ね、あんたが言ってた事、信用してもいい・・・?』

伺うように視線をあげると、あたしを見てニヤッと笑う。

『何で笑うのよ』

あたしは道明寺の機嫌を損ねたんじゃないかと不安になったし、他の人は見ないでって嫉妬に駆られていたのに。

「他の女、抱いてもいいんだろう?」

『さっきあたし以外は無理だって』

「俺からは無理だな。でも、相手によるんじゃないか?余程のテクニックを以てすれば、俺だって負けちまうかもしれないし
な。」

『テ、テクニック・・・?』

「あぁ。牧野だってわかるだろ?女が男を気持ち良くさせる為には何をするか」

知らないわけじゃない。

実際にやった事はないけれど、お付き合いしていた人とそういうホテルに入って、流れていたビデオで見た事はある。

それをあたしが道明寺にすればいいの・・・?

本当に?

え、無理だよ。

だって、道明寺のなんか絶対あたしの口に入るわけないし・・・

「牧野・・・」

顔を真っ赤にさせた道明寺が、手で口を覆っている。

『まさか・・・口から出てた?』

「あぁ。試してみるか?お前の口に入るか」

『ム、ム、ム、ムリ!!あたしにあんな高度なことできるわけないでしょ!!』

「わかってるよ、そんな事。そのうちな」

『そのうち?そのうちって何よ』

「牧野がその気になったらだな。」

『一生なりません!!』

「わかんねぇだろ?俺に尽くしたいって思うかもしれねぇじゃねぇか」

『それとこれは話が別!!』

「クックッ、アッハッハッハ!」

突然お腹を抱えて笑いだした道明寺。

『何、どうしたの?急に笑い出して』

「牧野はやっぱり最高の女だよ。お前、俺が他の女抱くと思って追いかけてきたんだろ?」

本来の目的を思い出して、話の逸れた方向に恥ずかしくなる。

「可愛いやきもち焼きやがって。俺はな、」

立ち上がり、あたしの隣に座る。

あたしの手を握りながら、真っ直ぐ目を見つめられた。

「どんな女が目の前にいようと、牧野しか見えない。俺たちしか知らない思い出を忘れた牧野でも、俺は牧野がいいんだよ。俺がお前を惚れさせるために、どれだけ努力したと思ってる。この俺様がだぞ?そんなことしたいと思うのも、出来るのも牧野だけなんだよ。記憶の無いお前でもいい。でも、記憶が戻ってすげぇ嬉しい」

そう言って力強く抱きしめられて、あたしはポロポロと泣きだしてしまった。

今までどれだけの苦労があったんだろう。

あたしはそんな事も知らないで、自分の気持ちだけを一方的にぶつけていた。

記憶が戻るのをずっと待ってくれていたのに、行方不明になったあたしを一生懸命探してくれていただろうに。

『ごめん、ごめん・・・ね、道明寺』

「もういいんだ。牧野がここにいるだけでいい。」

『あたしはこれからも、道明寺の側にいてもいい?』

「当たり前だろ?牧野つくしも、逢坂皐月も、俺の婚約者だ。逢坂社長との話が終わったら、結婚の話進めるぞ」

『お父さんとの話?』

体を離し、道明寺を見上げた。

「今のお前は2重戸籍だからな。それをキレイにしなきゃいけないんだよ。」

『あ、お父さんに電話するの忘れてた!』

「さっきしといた。心配してたからな、明日にでも掛けてやれ」

『今でもいいでしょ?』

「これから俺たちは、いい事するんだ。明日でいい。さ、一緒にシャワーしに行くぞ」

『えぇ?降ろせ~』

肩に担がれて、バスルームに強制的に連れて行かれた。



次回はRの予感・・・

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