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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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空を見上げた時 68

最近タイトルに反して、皐月も司も空見てません。
なんてこった!!

では、続きをどうぞ↓

『司・・・』

「どこ行ってた?」

『ト、トイレ!メイク直しに時間かかっちゃって』

「そうか。類に会ったか?」

『うん、会ったよ。ごめんね、探してくれてたんでしょ?』

「総二郎やあきらが、皐月が会場にいないって言うからよ」

『別に何もないから』

慌てすぎたかな。

自分でも、なんでこんなにドキドキしてるのかわかんないよ。

「・・・」

私の顔をじーっと見ている司。

『何?何かついてる?どこか変?』

頬を手で触ってみても、何もついてない。

司は一歩私に近づく。

そして、会場入り口近くの人が多い場所で。

力強く私を抱きしめた。

『えっ!何考えてるのよ、こんな場所で!』

「・・・男よけだ。お前は俺のものだっていうマーキング」

『意味わかんないから、離して!』

「ホストなんだから、慌てたりするんじゃない。落ち着いて、俺に対応してみろ」

司の言葉の真意がわからない。

でも、ここで私が司を突き放すわけにもいかなくて。

『わかったわよ』

背中に腕を回せば、周囲から歓声ともとれる冷やかしが聞こえる。

何の意味があるんだろう。

やっと離してくれた時には、会場から何人か出ていくのが見えた。

満足そうに笑った司。

「さ、行くぞ」

司にエスコートされ、F4に合流した。




私が横浜に引っ越してきてからは、少しの時間を見つけては司が家に来るようになった。

それはもちろん嬉しい事だけど、東京からすぐに来れるような距離でもない。

最低1時間、渋滞に巻き込まれてしまえばもっとかかる。

それなのに、うちに着くのが日付を変わっているような時間でも本人はお構いなし。

何だか私たちの間ではお決まりになっているような、司が私の服を勝手に脱がせて触っている時に目が覚めるのもしょっち
ゅうだった。

・・・合鍵渡したのは間違いだったかな。

1人暮らしのマンションは、会社に程近いタワーマンションの最上階。

サービスルーム付きの3LDKはお父さんが元々所有していたマンションで、私の横浜支社赴任と共に生前贈与されたも
の。

名義変更する時、お父さんはやけに嬉しそうだった。

「こうやって少しづつ、皐月に相続していくんだね」

感慨深そうにつぶやいたお父さん。

私がこの部屋を出る時は売って、そのお金を寄付しようと思ってますが・・・

今のお父さんにそんな事は言えないから、心の中で思っているだけにしよう。




今日は私が休みで、東京に出ていた。

・・・ここは、私が事故に遭った場所だとお父さんに聞いた事がある。

「1本だけ街路樹が小さいからすぐわかると思うよ」

私の乗っていたバスが突っ込んだせいで折れてから植え直したらしい。

お店が多く、バスも多いこの通りを車で通る。

突然、視界がグルんと渦を描くように歪みシートの背もたれに倒れ込む。

ズキズキと痛みだす頭は、次第に意識を遠のかせた。

そのまま私は眠りにつくように、気を失った。





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