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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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空を見上げた時 66

終わりに向けて、どうしようか悩んでます。
では、続きをどうぞ↓

長々と続いた挨拶も終わり、後は自由に過ごせる時間。

もちろんホストとして会場を出る事は出来ないけれど、これでゆっくり司と話せる。

足取りも軽く、会場端の方で類たちと話している司の方へ向かおうとした。

グイッ!

突然腕を引かれバランスを崩す。

引っ張られている方を見れば、ショートカットの女の人。

『あ、あの、大河原さん・・・ですか?』

私の声も無視で、グイグイと会場の外へと連れて行かれた。

『離してください!!』

掴まれていた腕を振り払い、振り返った彼女を睨みつけた。

『何なんですか、こんなとこ連れて来て』

私の顔を見て、目を瞬かせている。

「ねぇ、つくしでしょ?つくしだよね?」

両腕を掴まれ、体をブンブン揺すられる。


・・・司の亡くなった婚約者と勘違いしてる。

『違います。私は逢坂皐月です』

「嘘だよ、こんなに似てる人いるわけないじゃん」

『違うって言ってるじゃないですか』

「じゃあなんで?なんで司はあなたなの?こんなにつくしにそっくりなあなたを選ぶなんて、代わりにしているようにしか思
えないよ」

『・・・あなたには関係ありません。私たちの問題です』

そんな事散々言われてきた。

今さら何を言われようと、私は司を信じているし好きな気持ちは変わらない。

『会場を離れられませんので、失礼します』

「・・・司は!」

会場に戻ろうとしたところで、彼女の声に足を止めた。

「人一倍やきもち焼きだよ。男に連絡先貰っていた人が、司に相応しいとは思えない。」

『彼は昔からの知人です。連絡先を貰おうと、私の勝手でしょう。司に対してやましい事はありません。』

何なのよ。

やきもち焼きって事くらい知ってるよ。

散々ケンカしてきたもん。

私の方が司の事知ってますみたいな言い方。

悔しくて、悲しくもないのに目が少し潤んでくる。

・・・こんな気分じゃダメだ。

扉の前で深く息を吐く。

会場に入るのに開けようとすると、誰かが出ようとしているみたいで扉が開いた。

道を譲ろうと顔をあげる。

「皐月」

『類・・・』

「大丈夫?」

『うん、大丈夫。挨拶ばかりで疲れちゃってたからちょっと息抜き。知らない人も多くてね、まーた覚えなきゃいけないのかって思ったら嫌になっちゃうよ。』

「うそつき。」

そう言って、私のおでこをこつんと指先で小突いた。

類に会って安心したのか、涙線が緩みそうになるのを必死で抑える。

「会場戻れる?」

類の優しい声に、私は自分を奮い立たせるようにうんと頷いた。

「司も探してるよ。行っておいで」

類に背中を押され会場へと戻った。



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