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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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空を見上げた時 46

昨日タイトルつけ忘れて更新してしまったようで・・・
今朝気付きました。すいません。
これから司と皐月の周囲が騒ぎ始めます。
本人たちは確かな思いがあるのに・・・
一波乱起きます。
桜子大活躍してくれます。・・・まだ出てきませんけど。
では、続きをどうぞ↓

こんな雑誌の記事なんて、信じなければいいだけなのに。

気を張っていないと、涙がこぼれそうになる。

雑誌を見るまでは、心が満たされて幸せな気分だった。

明日からまた仕事頑張れそうだって、思っていたのに。

荷解きをしながら、電話した方がいいのかなって考えてる。

ちゃんと聞けば、司の口から聞けば納得して安心できるはず。

まだ仕事中かな。

電話して大丈夫かな。

スーツケースをクローゼットにしまうと、電話を持ってソファーに座った。



数回のコールの後、留守番電話に繋がる機械的な声。

溜め息と共に、電話をテーブルに置いた。

少しして、着信音が聞こえてきたから電話を見た。

でも、表示されているのは司ではなく類の名前。

「皐月、家着いた?」

『・・・着いたよ。』

「司の記事読んだんでしょ?」

私の声音でわかるのかな。

そんなに落ち込んでるのかな、私。

「今皐月のお父さんから電話あったよ。俺との婚約を進めるって。」

『・・・え、えぇ?なんで、そんな事に・・・?』

「司とは別れさせるって。例え噂でも、皐月を傷つけるような男は許せないって。どうする?」

『どうするって、お父さんに抗議してくる!』

「クックック。皐月は司と別れるつもりはないんでしょ?」

『・・・ないよ。信じてるもん。そんな器用な男じゃないのも知ってる。』

「そうだよ。司は器用な奴じゃない。皐月のお父さんが怒ってるのは、皐月が司に本気だったからだよ。今までのような軽
い付き合いじゃないってわかってるんだ。」

確かにそうだ。

誰よりも本気で、ドキドキも、愛しいも、切ないも、寂しいも、全部が司に繋がっている。

こんな想いは初めて。

「皐月はお父さん説得しなよ。まぁ、司も黙ってるような奴じゃないから、なんかアクションがあると思うけど」

『うん。さっき司に電話したけど出なかったんだよね。また掛けてみる。お父さんとも話さないと。怒ったら関西弁になってて
ビックリしちゃった』

「普段は言わないよね?」

『標準語しか話さないと思ってた。・・・あ、ごめんキャッチ入ってる。司かも』

「そう。ちゃんと話し合って、悪い方にいかないといいね」

『うん、ありがとう。じゃあね。また電話する』



『もしもし』

「皐月か?電話くれてたんだな。少し立て込んでて出れなかった。・・・記事読んだんだろ?」

『・・・うん』

「滋とは高校生の時に見合いしたけど、結局はダメになったんだよ。俺が、あいつにしか興味がなかったからな。だから、
今さらどうこうなるなんて事は絶対ない。仕事だけだ。」

『うん。私、司を信じてるよ。仕事で一緒にいるのはしょうがないってわかってるから』

「・・・皐月の親父さんは?」

『相当怒ってる。司と別れろって言われた。さっき類から電話来て、婚約させようとしてるって。』

「はぁぁ?類とだと?」

『今、相当頭に来てるみたい。少し時間が経てば冷静にもなると思うから。私からも説得してみる。・・・私だって、結婚する
なら類じゃなくて司がいいもん。』

「当たり前だ。お前は一生俺のもんだからな。何があっても離してたまるか。・・・チッ、予定が早まったな・・・」

『予定?何の?』

「こっちの話だ。また電話する。しばらくは逢えそうにねぇけど、浮気すんなよ」

『するわけないでしょ、何言ってんの』

「今朝まで一緒だったのにな。会いてぇな」

『私も。・・・今度、泊まりに行く。司は寝に帰ってくるだけかもしれないけど。』

「それでもいい。皐月の寝顔だけでも見られたら、仕事頑張れる」

『本当に行くよ?司に知らせないで、サプライズで。』

「あぁ。いつでも来い。しばらくは海外出張もねぇからな。」

『うん。・・・司と話せてよかった。』

「直接会えればよかったんだけど。贅沢も言ってられねぇな」

『そうだね。まだ仕事中なんじゃないの?』

「あぁ。決裁待ちの書類が山積みだ。」

『そっか。仕事頑張ってね。私も、頑張る』

「親父さんには俺からも電話する。何かあったらすぐ電話してこい。出れなくても、絶対掛け直すから」

『ありがと。じゃあね。』

「またな」

切れた電話を見つめて、私はなんて単純なんだろうと。

司の言葉一つで、さっきまでざわついていた心が落ち着いた。

類は好きだけど、結婚は出来ない。

私が好きなのは司だもん。

お父さんを説得するのは私の役目。

捻じれてしまった思いを、1つずつ直していかなきゃ。

本人の意思を無視した結婚なんて、絶対許される事じゃないから。



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