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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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The person of fate 25

「本日はご多忙の中、よくお集まりいただきました。」 「1ヶ月後に迫ったオープンまで、気の休まる暇はございません。
今回は最終確認をする予定ですので、変更点、疑問点、全て述べてください。」

道明寺の挨拶から始まった会議。

進行役の道明寺の社員が次々と指名していく。

F3も例外ではない。

3人ともジュニアとして社会に出ているだけはある。

今日の会議ではこの5人はギャルを除いて最年少だ。

だけど、他の誰よりも堂々としていて耀き放つオーラがある。

自社のプラン、打ち合わせ時との変更点を述べる姿は誰が見ても惚れ惚れするだろう。

現にあたしも例外ではない。

だけどあたしには、道明寺しか見えていなかった。

滞りなく会議が終わり、F4プラス啓太は道明寺の部屋にいた。

あたしは部屋の隅で西田さんと打ち合わせ。

5人はどうでもいいような世間話をしている。

「では、次にお会いするのはレセプションですね。」

『はい。それまでは気が抜けません。』

「無理だけはなさらないように、お願いしますよ。あなたには過労で運ばれた経験がおありですから。」

『今はそこまで働きづめじゃないですから、大丈夫ですよ。』

「そう言って倒れるんですよ、あなたは。」

『いや…はい、気を付けます。』

「それと、」

あたしの耳元に顔を寄せる。

「坊っちゃんが穏やかになりました。あなたが関係していることはわかっています。見つからないように、こちらも善処いたします。」

あたしはやっぱりと思う反面、動揺で口をパクパクさせてしまった。

類「牧野が西田さんに口説かれてる。」

みんながあたしを見る。

『そ、そんな訳ないでしょ!』

隣で西田さんは微笑んでいる。

啓「つくしはモテモテだな。」

『啓太まで!』

啓「さ、そろそろ時間だ。」

啓太は立ち上がった。

あ「これで終わりじゃないのか?」

啓「俺はさっきのデザイナーたちと会食。うちには欠かせないメンバーだからな、大事にしなきゃならないんだよ。」

類「牧野置いてってよ。」

啓「つくしを?」

類「俺久しぶりに牧野とご飯食べたいの。いいだろ?たまには」

啓「つくしはどうする?」

『啓太がいいなら行きたいな。』

啓「じゃあ行っておいで。」

『ありがとう。あたしから佐伯さんに言っとくから』

啓太が道明寺の部屋を出た後、佐伯さんに電話して会食の代行をお願いした。

類「まーきの、何食べたい?」

『何がいいかなぁ?あ、類は帰国したばかりなんでしょ?和食にする?』

類「そうだね。じゃあ、前に行った料亭覚えてる?」

『あの神楽坂の?』

類「そうそう。そこにしようか。電話してくる。」

司「ちょっと待て!」

類「何?司」

司「前に行ったってどういう事だ?お前、俺様と付き合っていながら類と仲良く飯食いに行ってたのか!」

『ご飯食べに行くくらいいいでしょ?人間の三大欲求を満たしただけよ!』

司「俺様が一人で仕事してた時に!」

『電話もかけてこないような奴に言われたくない!』

「「アッハッハッ!」」

あたしと道明寺が言い争いをしてると、西門さんと美作さんは笑いだした。

総「やっぱお前らはこうでないとな。」

あ「これが本来の司と牧野だよ。例え関係が変わろうとこうでなきゃ。」

司「類、飯俺も行く。」

類「えー?」

総「俺らも。」

あ「たまには5人で行こうぜ。」

類「もう、せっかく牧野と二人だと思ったのに。」

『類、みんなで行こう?きっと楽しいよ。』

類「牧野が言うなら…」

総「甘え上手になったな、牧野」

『そう?』

総「あぁ、いい女になったよ。」

司「俺にとっちゃ、こいつ以上のいい女に出会った事がないけどな。」

あ「元カノに言う台詞かよ、それ。」

類が予約してくれた料亭に行くために、エントランスに降りた。

司「お前はこっちだ。」

道明寺に腕を引かれ、半ば無理矢理車に乗せられる。

『もう!痛いってば!』

司「うるせーな、大人しくしろよ。」

運転手と後部座席に仕切りが上がる。

すると、道明寺はあたしを腕の中に閉じ込めた。

『見られちゃうよ?』

司「フルスモークだから外からは見えねぇよ。」

『運転手さんにバレちゃう』

司「いつもホテルまで送り迎えしてる奴だから大丈夫だ。」

『じゃあ…』

道明寺の言葉を信じようと思った。

あたしが道明寺の背中に腕を回すと、さらにギュっと力が入る。

司「オープニングセレモニーが終わるまでは時間取れそうにねぇんだ。」

『そっか』

司「お前と会うのだけを楽しみに仕事してるのによ。」

『仕方ないよ。あたしもしばらくは忙しくなりそうだし。』

司「仕事ではしょっちゅう会いそうだな。」

『バレないか怖いよ。』

司「大丈夫だ、今まで通りでいれば。」

安心したあたしは顔をあげた。

近づいてくる道明寺の顔。

目を瞑って受け入れた。

司「もうすぐ着く。牧野、そんな顔じゃあいつらにバレるぞ?」

『あたしどんな顔してるの?』

司「今すぐにでも俺に抱かれたいって顔だ。」

『そ、そんな事…』

司「今日はお前が無理だろう?あと1ヶ月は我慢だな。」

『フフっ、道明寺の口から我慢だなんて。』

司「今の俺は我慢ばっかりだ。牧野との時間を持つ為にな。あれさえもなくなったら、俺には生きてる意味がわからねぇ。」

『大げさよ。』

司「それくらいの女なんだよ、お前は。」

『道明寺…』

司「さ、着いたぞ。」

自分の唇を親指で一拭きして、車を降りた。

するとあたしに手を出して待ってる道明寺。

されるがまま、料亭の部屋へとエスコートされた。






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