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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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空を見上げた時 40

しばらく更新できてなくてすいません・・・
ちょっとしたスランプ?気味でして、PCの前に座っても全然書けませんでした。
今日もちょっと短めですが、書けたので更新します。
続きをどうぞ↓

買い取った無人島に、うちの別荘がある。

日本はどこに行っても寒いから、海外に行こうと提案したのに皐月が嫌がった。

移動時間がもったいない。

10時間近くも飛行機に乗らなきゃいけないなら、国内でいいと。

皐月の我儘を聞いて、東京から飛行機で2時間弱の島に来た。

先に来ていた使用人たちに迎えられ、別荘の中へ。

「ここが俺らの部屋だ」

2階の奥、島の景色が一望できる一番景観の良い部屋。

『すごい、景色いいね』


「一番いい部屋にした。外には長時間いられねぇし、部屋の中で過ごす時間が一番長いだろうしな」

その言葉に、急に顔を赤くする皐月。

「なんかやらしい事想像してんだろ」

『し、してない!』

「へぇ~してないのか。俺はしてるけどなぁ。好きな女と6日も一緒に過ごすんだ。当たり前だろう?」

『・・・うん。に、荷物、片付けてくるね』

「そんなのやらせればいい」

『家でも自分でやってるよ。わかんなくなっちゃうじゃん』

そう言って、クローゼットに服を掛け始めた。



皐月と牧野が共存している今の状況で、1人になるといつも考える事があった。

同じように、愛せているだろうかと。

牧野にしてやれなかった事を皐月にして、自分だけが満足してるんじゃないかって。

同一人物なんだからそれでいいだろうという思いと、自己満足のままでいいのかという思いとで葛藤している。

もし皐月が記憶を取り戻した時、どう思うんだろう。

皐月にばっかり優しいとでも言うだろうか。

まぁ、皐月の方が素直だから仕方ねぇか。



『司?』

考えふけていたみたいで、呼びかけに気付かなかった。

「ランチの時間だって。下行こう」

別荘の中、どこ行くのも手を繋ぎ、肩を寄せ合った。

楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

サンルームで温かい日差しを浴びながら、隣に座っている皐月はウトウトしていた。

・・・昨日は牧野の誕生日だったな。

本当はパーティの後、あの部屋で一緒に過ごすはずだった。

この日だけは忘れられない。

牧野がこの世に生まれてきて、牧野の両親にどれほど感謝の意を抱いたか。

胸元には少し歪んだ土星のネックレスが輝く。

これを見るたびに、牧野にまた会えるような気がする。

記憶、戻らねぇのかな。

皐月のままでもいいけど、牧野に戻ってほしい気持ちもある。

高校時代の俺らの思い出なんて酷いもんだけど、あれがあったから今の俺らがあるんだよ。



俺の肩に寄り掛かる皐月の肩を抱く。

今晩お前は、全て俺のもんになるんだよ。

覚悟しとけよ?

寝かせてやらねぇからな。





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