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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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真実を探して 55

「専務、お時間です。ジェットの準備は整っております。」

「俺は帰らねぇ。」

「困ります。日本でのスケジュールも変更できません」

さっきから秘書の今野さんと、このやりとりを繰り返してる。

昨日から子供たちは司にべったり。

渋々幼稚園に行った2人は、「まだ帰らないでよ!」なんて言って出ていった。

『帰りなよ・・・今野さん困ってるじゃん。あたしたちだって、帰国しないって言ってるわけじゃないんだから』

「しばらく休みねぇんだぞ?こっちにだってこれねぇのに・・・」

『仕方ないでしょ?柊也生まれたばっかりなんだから。ほらほら、今野さん困らせないの。電話するから。メールも。』

「薄情だな、お前」

『なーに言ってんのよ。大企業のTOPがずる休みなんて許されるわけがないでしょ?車まで見送ってあげるから、行こ
う』

あたしに引きずられるように、エレベーターに乗った司。

「申し訳ございません、つくし奥様。」

『今は奥さんじゃありませんよ。まぁ、戻るとは思いますけど。』

「その日を心待ちにしております。」

「何でお前が待つんだよ」

「ご結婚されてから、休みたい、早く帰りたい、以外は専務はとても真面目に勤務されています。他企業からも社員から
も好評でした。以前のように戻っていただけると、私としてもありがたいものです。」

『今は?』

「この半年は怒涛の日々でした。つくし様の穴埋めに奔走するばかりで、休日も数日しかございません。」

『あたしの穴埋め?』

「何であんないい女と離婚してんだ、って言う奴が多いんだよ。」

『あたしがいい女?』

「おぅ。当たり前だろ?俺が惚れた、唯一の女なんだからよ。」

気がつけば車の前。

今野さんがドアを開け、中に押し込めようとするけど手で押さえて抵抗する。

『子供じゃないんだから、乗りなさいよ』

「その前にやる事があるだろ?」

『へ?』

あたしに向き直し、外なのに、マンションの前なのに、今野さんがいるのに!

外人もビックリするような、ハリウッド映画のようなキスをされた。

あたしの抵抗なんて、なんのその。

簡単に封じ込められ、司の思うがまま。

「つくし、愛してる。早く帰ってこいよ。」

そう言うと自ら車に乗り込み、空港へと向かった。





この3日間、本当に疲れた。

柊也を産んだっていうのもあるけど、司が来て考える事が多かった。

陣痛に耐えながら、出産してからも、こんな簡単に許していいのかと思ったけど。

聖也と咲が許してしまっていたら、あたしが意地になるのはおかしい気がしてしまう。

記憶が戻ったっていうだけで、いいんじゃないかって。

もう同じ事は起きないと思うから。

あの真っ直ぐあたしを見つめる目に、嘘はないと信じたい。

『それにしても、あたしがいい女・・・ププ』

誰が言ったんだろう?

あの時病院で決心した、いい女になりたいって目標。

出来るだけの事はして、それが認められた様な気がして嬉しくなった。

・・・また司の隣に立ちたい。

あそこはあたしの居場所。

他の誰にも渡せない。





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