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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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The person of fate 16

「おーい、つくし?」

『…ふぇ?』

「どうした?さっきから上の空って感じだな。」

啓太の部屋のソファーで二人でお弁当を食べている。

あたしはさっきの30分間の出来事が頭から離れない。

「道明寺ビルに行くのはやめようか?」

『え?』

「俺が行かなきゃいけないときは佐伯にでもついてきてもらうよ。つくしの打ち合わせも電話でいいだろ?」

『…うん』

「つくしにとって、司は人生を変えるくらい大事な奴だったんだ。無理に忘れようとしなくていい。今のつくしは俺を選んでくれた。俺は全力でつくしを守るから、無理しなくていいよ。」

『啓太…』

啓太の胸に自分の頭を預けた。

優しくあたしの背中を擦る手に、道明寺とキスをした罪悪感が押し寄せる。

あたしに甘えることを教えてくれた啓太に、心配かけたくない。

一人で抱え込んで悩むところはあたしの悪い癖だってわかってる。

だけどこれだけは、あたしが解決しなきゃいけない。

道明寺との事は、あたしの問題だから。



「先輩、明日の夜空いてますか?」

『空いてるよ!仕事も早目に終わるし。』

「滋さんと優紀さんと女子会しましょう。」

『うん!いいね』

「じゃあ〇〇ホテルに7時で。滋さんの名前で予約取りますから。」

『わかった。じゃあ明日ね。』

突然の桜子からの電話は、女子会のお誘いだった。

優紀に電話してみるとすでに連絡が来ていたみたいで、久しぶりに会えることに喜んでいた。

翌日

「たまにはゆっくりしといで」

啓太に見送られ、ホテルに着いた。

『高野ですが』

「はい、大河原様より賜っております。エレベーター乗りまして32階、3201号室でございます。」

最上階…スィートルーム…

もう驚きもしない。

部屋の前に着き、インターホンを押すと桜子が出てきた。

「待ってましたよ。」

中に入ればみんないて。

シャンパンで乾杯した。

優紀には電話で話はしてたけど、会うのは久しぶり。

優「つくし、旦那さんは?」

『まだ仕事してる。本当はもう終わりだったんだけど、あたしが家にいないからもう少しやっていくって。』

優「いつも一緒だもんね。」

『うん。仕事もプライベートも離れたことがないの。顔が見れないと不安になっちゃって。』

桜「先輩、それ大丈夫ですか?」

『へ?何が?』

桜「先輩はずっと高野さんの秘書ができるわけではないんですよ?いずれお子さんもできるでしょうし、高野夫人としての仕事だってあるでしょうし。私から見れば依存してるようにしか思えません。」

『依存って、そんなわけないでしょ。』

桜「じゃあ道明寺さんの時みたいに何があっても愛する事できますか?」

『当たり前じゃない!』

桜「私には、道明寺さんの代わりにしか見えませんけどね。自分を愛してくれる、ずっと傍にいてくれる人であれば誰でもよかったように見えます。」

滋「ちょっ、桜子!言い過ぎよ!」

桜「…すいません、先輩の隣にいるのが道明寺さんではないのが信じられないんです。」

『桜子、私はね、啓太の事愛してるよ。確かに道明寺の時みたいに激しい恋愛じゃなかったけど、一緒にいると穏やかで優しい気持ちになれるの。そういう恋愛もあるんだって知ったんだ。心配してくれてありがとう。あたしは大丈夫。ちゃんと幸せだから。』

桜「ならいいんですけど。」

滋「まぁ、司はそのうち政略結婚とかしちゃうんだろうねぇ。」

桜「あのお母様が黙ってるとは思えませんからね。」

滋「やっぱり私かな?司の相手。」

桜「滋さん、自分から婚約破棄したはずですよね?」

滋「全く知らない人より、司とかの方がいいなぁ。」

桜「そりゃそうですけど。でも、道明寺さんじゃ夜大変そうですよね。精力凄そうですし。」

滋「朝まで寝かせてくれない感じ?」

桜「道明寺さんだけじゃなく、F4みんなそうなんじゃないですか?」

『ちょっと二人とも!そんな話しないでよ!』

滋「いいじゃん、つくし司とはやってないんでしょ?想像よ、想像。」

桜「高野さんは優しそうですよね。先輩、どうなんですか?」

『そ、そりゃあ優しいよ…』

桜「他を知らないから比べようがないですよね。」

『悪かったわね、啓太しか知らなくて。』

桜子の視線が痛かった。

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