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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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真実を探して 13

「司様、お客様がお見えです。」

「誰だよ」

「花沢様です。」

類が?

「通せ」

どこか不機嫌な類は、俺の部屋に入るなりドカッとソファに座った。

「司さぁ、どういうつもり?」

「はぁ?」

「牧野の事。さっき電話してたでしょ?」

「・・・どうして類が知ってるんだ」

「毎週日曜日は俺、あの店で賄い食べてるんだよ。牧野の部屋で、一緒にね」

その表情は・・・

昔、類が静の話をしていた時と同じ顔?

「付き合ってる?ふざけんなよ。俺が5年もかけて築いてきた関係、あっさりと越えちゃって。あんなに嬉しい顔して電話して・・・ホントムカつく。」

「何が言いてぇんだよ」

「牧野を泣かせたら許さないって事!あいつ、顔は普通かもしれないけど、すごいモテるんだよ。今までどれだけ虫を除けてきたか」

「そんなにいんのか」

「同級生の高内純、佐藤洋平、高橋陸、赤城裕也、小池哲也、上級生の海藤健、島津紘一、下級生の阿久津博、俺が知ってるだけで8人。もっといると思うよ?」

類たちだけじゃない。

誰にでも人懐こい笑顔を見せる牧野。

警戒心も薄そうだもんなぁ。

「フッ」

「・・・?」

「俺がそんな奴らに負けるとでも思ってるのか?」

類も随分俺を見くびってるな。

「店の客も例外じゃないからね、牧野を気に入ってる人は多い。」

「やけに親切だな、類」

「牧野が・・・」

俯いて、声をひそめる。

「牧野が悲しむのは嫌なんだ。あいつはずっと、司が好きだった。側にいる俺なんかがつけ入る隙がないくらいに。」

「意味わかんねぇんだけど。俺ら、再会?してまだ3回だぞ?」

「英徳出身だって聞いたんでしょ?その頃からだよ」

「そ、そうか」

ただ、嬉しかった。

顔が赤くなるのがわかる。

「プッ、真っ赤」

「うるせぇ!」

「牧野泣かせたら、俺も、総二郎もあきらも許さないからね。」

「あぁ。あいつが泣く時は、うれし涙だな」

あいつを泣かせる事はないと誓おう。

俺が惚れた、たった一人の女。

あぁ、会いたくてたまらない。

この誓いが脆くも破れるとは、今の俺には微塵も考えられない事だった。




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