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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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真実を探して 7 

あのパーティから数日。

彼女の瞳を、肌の感触を思い出していた。

3人に獲られる前に、類に獲られる前に手に入れよう。

俺が振られるわけがない。

「今野、この後のスケジュールキャンセルな」

「えぇ?専務困ります!」

「たまにはお前も早く帰れ。残りは明日に回す」

そう言うと、運転手に電話をしてエレベーターに乗った。

時刻はもうすぐ10時になる。

遅くまでやってる花屋を見つけ、ありったけのバラを買って包んでもらった。

店の入り口はもう閉まって、灯りも消えている。

車から降りて、運転手を帰した。

裏口に回り、声がする方に歩いていく。

女の子が2人いた。

「支配人いる?」

「あ、はい!呼んできますか?」

「中、入ってもいいなら案内してくれないかな?」

ビジネススマイルで微笑めば、顔を赤らめた。

大丈夫かな?
うーん、支配人の知り合いなら大丈夫なんじゃない?
私たちのセキュリティで開ける?
そうしようか。花沢さんと変わらないよね。

花沢、という言葉に一瞬ピクリとこめかみが動いたが、聞き流した。

バイトだろう女の子たちに案内され、支配人室の前へ。

万全なるセキュリティに感心した。

従業員のみが持てるICチップ搭載のカードがなければ裏口からは入れず、仕入れ業者でさえも入れない。

「ありがとう」

「ど、どういたしまして!」

顔を赤らめ、走るように帰っていった。

コンコン

『はーい、どうぞ』

ドアを開け入ってきた俺に、書類から顔を上げ固まった。

『ど、どうやって?』

「さっきバイトの子が入れてくれた。」

『・・・はぁ。何の用、ですか?』

椅子から立ち上がり、俺の方へと歩いてくる。

目の前にさっき買った花束を差し出した。

「俺の女になれよ」

『・・・はぁ?あたしの事何にも知らないじゃない!』

「これから知っていけばいいだろ?」

『だったら付き合うのだってそれからでもいいでしょ』

「・・・という事は、俺の事嫌いじゃねぇよな?」

『うぅ・・・嫌いじゃないけど…』

「じゃあ俺の女になれよ。いいな?」

『素直にうんとは言いたくない』

「お前なぁ、」

『とりあえず、仕事終わるの待ってくれない?花は受け取る。ありがとう』

うーん、イイ匂い

花束を胸に抱き、香りを楽しんだ後デスクの横に置くと再び書類に何か書き始めた。

10分くらいした頃。

『ごめんね、お待たせ・・・ってあたし普通にタメ口利いてた。ごめんなさい。年上なのに・・・』

「気にすんな。自分の女にまで敬語使われたいとは思わない」

『いや、だから付き合うなんて言ってないし・・・というか、場所変えない?セキュリティの関係で遅くまでいられないの。』

「じゃあお前んち」

『えぇ?』

「俺もう運転手帰しちまったから帰れねぇし。」

『もう、本当に何にも変わってない!』

口調は怒りながらも顔は笑っていて、その言葉の意味はわからないけど、この後の展開に期待していた。



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Re: タイトルなし

ゆう…様

コメントありがとうございます。

落ちるのは簡単なんですけど、その後が問題なんですよ。
今回はお付き合い云々よりも、もうちょっとドロドロなんです…
類も楓さんもまだ登場していない敵も関係して、
ウフフフ…
ドSスイッチが入っちゃいます( ̄- ̄)ニヤリ

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