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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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時を超えて 34 

つくしの体調の変化に気付くのは、俺の役目だ。

でも、類がいるとその役目を奪われる。

今回だって、突然会社に来たかと思えば、つくしの体調不良を言い当てた。

今朝までは顔色だっていつも通りだった。

最後にまともにつくしの顔を見たのは、朝のスケジュール確認まで。

それまで来客続きで、さっき途切れたばかりのところに類が現れたのだ。

焦って医者を呼ぶかと言えば、返ってきた言葉に忘れかけていたつくしの告白を思い出す。

ベッドの上で、もうピルを飲んでいないと言ったつくし。

子供ができる行為は飽きることなく繰り返している。

好きだ、愛してると言うセリフを言わないつくしは、俺のセリフに同意する程度でその愛情を図り知る事が出来ない。

強引に迫って恥ずかしがるつくしが俺の腕の中に陥落するまで、結構な労力を使っている事を知らないだろう。

それさえも今は楽しいと思える。

どれだけ自分がつくしを愛しているか、本当に伝わっているのか苛立ちを感じる時もあった。

言葉にしないつくしが、自らの意思でピルをやめた事。

俺も知らずに避妊はしなかった。

俺との子供なら妊娠してもいいと思ったんだろ?

仕方ないから、それがお前からの愛情表現だって思って受け取ってやるよ。

「もし妊娠していたら、いや、していなくても、俺と一生を添い遂げてくれるか?」

もう少し2人で過ごしたいとも思うけど。

親の愛情を知らない俺が、父親になれるのか不安だけど。

疑問形になったのは、その不安の表れか。

つくしの返事を聞いて、今すぐにでも籍を入れたい。

そんな衝動に駆られた。



「司、俺の存在忘れてるでしょ?」

声の持ち主の方を向けば、類がいた。

そうだった、忘れてた。

とたんに真っ赤になったつくし。

類「まぁいいけどね。牧野が幸せになれるなら。」

司「当たり前だろ?俺様と結婚するんだからよ」

類「司だから、不安なんだけど?」

司「どういう意味だ?」

つくしは未だ俺の腕の中。

思わず力が入り、『うぐぅ…』とつくしの口から洩れる。

同時に背中を叩かれ、パッと抱きしめていた腕を解いた。

司「わりぃ、大丈夫か?」

『はぁぁ、気をつけなさいよね、死ぬかと思った』

口調は怒っているものの、顔は笑っている。

類「牧野、今晩食事でもどう?実は総二郎とあきらも来てるんだよね」

司「じゃあ何で類1人なんだ?」

類「今回は民間機で着たからね、あの2人はCAと会ってるよ」

想像できる光景に、つくしと共にため息が出た。

類「後で合流して5人で飯食おうよ。メープルならすぐ取れるでしょう?」

『電話してみる。』

つくしが携帯を取り出して、電話をかけ始めた。



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