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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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時を超えて 28

調印式10分前。

すでに第1会議室にはババァも含めうちの役員や社員、トムソー社の社員も揃っていた。

マスコミの取材も入る大々的な調印式のはずなのに、さっきからつくしの姿が見えない。

司「水嶋、つくしはどうした?」

水「先ほどから席を外しております。専務はご存じだと思っていたのですが」

司「俺は知らねぇ。探して来い」

水「かしこまりました。」

楓「待ちなさい」

水「社長」

楓「司、これはどういう事?」

ババァから渡された封筒には、つくしの字で辞表と書かれていた。

楓「西田のデスクに上がっていたそうよ。」

司「あいつ・・・」

俺は辞表を握りしめた。

西「今セキュリティに確認しましたところ、1時間ほど前に社を出られているそうです。」

近寄ってきた西田がそう言った。

つくしはこっちで行くところなんてない。

考えられるのは・・・日本だけだ。

司「ヘンリー、ちょっといいか?」

楓「司?」

司「今日発つ日本行きの飛行機につくしの名前がないか探してほしい。急ぎなんだ」

ヘ「OK」

そう言うとヘンリーは電話をかけ始めた。

その間、俺はずっとイライラしていた。

勝手にいなくなろうとしたつくしにも腹が立つし、今朝まで一緒だったのに気付かなかった自分にも腹が立つ。

ヘンリーの携帯の着信音に反応する。

へ「東京行き、12時35分発の日本航空の便につくしの名前があるそうだ。今ならまだ間に合うよ?」

楓「行きなさい。ここは私だけで十分です。」

司「水嶋!」

水「車の用意はできております」

司「行くぞ」

振り返り、ヘンリーとババァに頭を下げて会議室を飛び出した。

直通のエレベーターは他のエレベーターよりも早いのに、今日はやけに遅く感じる。

ドアが開け切る前に飛び出し、運転手が待つ車に飛び乗った。

司「空港だ、急げ」

俺は自分を落ち着かせる為に、目を閉じて体を背もたれに預けた。

脳裏に浮かぶ、つくしの笑顔。

ここ最近はその笑顔に影が潜んでいた。

「クソッ」

どこにぶつけていいのかわからない怒り。

奥歯を噛みしめ、早く空港に着かないかと気持ちばかりが焦って行く。

空港に着くと車から飛び出した。

人混みの中、つくしを探す。

「つくしっ!」

お前はまた俺を置いて姿を消すつもりなのか?

「つくしっ!」

何があっても俺から離れないって言ったじゃないか。

「つくしっ!」

俺はまだお前にプロポーズさえもしていない。

「つくしっ!」

俺はもう、お前なしでは生きていけないんだ。

「つくしっ!」

・・・俺の生きる希望を見つけた。




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Re: タイトルなし

く…様

コメントありがとうございます。

とうとう捕まっちゃいましたよ~
これからラブラブです(^v^)

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