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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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時を超えて 22

『何すんのよ』

一番手前のソファー、と言っても入口から100メートルくらいは歩かされた。

そこに突き飛ばされるように座らされ、隣にドスンという効果音が聞こえなそうな勢いで司も座る。

あたしに向けられる睨むような視線。

だから、口説かれてないってば!

「なんでジョイはお前見て顔赤くしてたんだ?」

言われてみれば、何でだろう?

会話を思い出してみる。

初っ端から赤くなってた。

・・・水嶋さんの事聞かれた。

まさか。

そのまさか?

『えぇ?』

「答えになってねぇよ」

『あたしからは言えないよ。ジョイの事情だってあるんだし』

「何だよそれ。俺よりジョイ優先か」

『そういうわけじゃないけど・・・』

「おもしくねぇな」

『ちょっと!痛いって!』

あたしの腕を掴み、ベッドルームへと連れて行かれ押し倒された。

あたしの体に司が重なる。

ボスっと柔らかいスプリングが軋んだ。

「お前の体にこの体は誰のものか教えてやる。他の誰でもない、俺のものだ」

いや、あたしのものだよ。

そう思ったけど、司の真剣な瞳に何も言えなくなる。

あたしに対しての独占欲。

今はそれが心地良いとさえ思う。

自分に自信がない分、司に愛されていると実感できる。

体中につけられた司の所有物だと言わんばかりの鬱血の跡。

さっきまで着ていたワンショルダーのドレスはもう着れない。

隠しきれない程のキスマークに呆れるけど、これが消えると寂しくなるのも事実。

例え言葉が乱暴でも、あたしに触れる手は優しくて、前みたいに何かを強要する事もない。

あ、でも今回は上に乗れって言われた。

すぐに動けなくなっちゃったあたしは、再び組み敷かれたけれど。

あたしはこの快楽の波に飲まれそうになりながら、早く司の誤解が解ければいいと頭の片隅で思った。

あたしの口から他人の秘密を漏らす事は出来ないから、全てが丸く収まればいい。

「お前は俺のもんだ。俺の全ても、お前のものだ」

なんとも自己中極まりない発言。

だけど、これがあたしの愛した男なんだ。

出逢った頃から根本的な部分は何も変わっていない。

明日自分の足腰が大変な事になるのはわかってる。

でも、言わずにはいられない。

『つかさ、もっと・・・』

「言われなくても、俺の全てをお前に注いでやるよ」

司の嫉妬から始まった甘い夜は、あたしが意識を飛ばしても何度も引き戻されて、空が白けるまで続いた。



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Re: タイトルなし

く…様

コメントありがとうございます。

甘いですね~
書いてる私もニヤニヤしてましたよ(笑)
いつもこんな2人ならいいんですけどね、そうはいきませんね。

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