また、少し鬼畜です。
そういう表現に嫌悪を抱かれる方も見ない方がよいかと思われます。
初めての事に、指が震える。
今までは司が脱がせてくれてた。
だから、自分から脱いだ事がない。
顔が赤くなってるのがわかる。
ジャケット、ブラウス、スカート、パンスト、下着。
ふかふかの絨毯の上を裸足で立っている。
「こっちに来いよ」
呼ばれるまま司の元へと行く。
「俺の舐めろ」
何を意味しているのか。
理解したくないのに、体が勝手に動く。
司の足元に跪き、ベルトを緩めスラックスのボタンを外す。
ファスナーを下ろし、窮屈そうなボクサーパンツから司自身を取りだした。
大きさに戸惑い、初めてで何もわからない。
「口開けろ」
恐る恐る開けた口に、司自身を突っ込まれる。
蒸れた性器の匂いに、不快感を覚えた。
頭を掴まれ、あたしの意志とは関係なしに動かされる。
苦しくて、自然と涙が溢れた。
口内に広がる何とも言えない味、極限まで開かれた唇。
喉の奥まで入れられ、嗚咽交じりに繰り返す行為。
「クッ・・・出すぞ」
司自身が固さを増し、その瞬間口内に大量の白濁液を吐かれた。
「全部飲み込めよ。」
言われたとおりに飲み込んだ。
不味い。
『コホッ・・・コホッ・・・』
咳込むあたしを気にすることもなく、今度は膝の上に乗せた。
割れ目に触れられる指。
体は素直にビクンと反応した。
「俺の舐めてるだけでこんなに濡らしてたのか。この淫乱が」
大してほぐしもせずに、あたしの中に司自身が入ってきた。
自分の体重で奥深く挿入される。
動き方なんてわかんない。
すると司があたしの腰を持ち上げて揺さぶってくる。
あたしは司から与えられる快感に、声を上げる事しか出来ない。
『あぁ、・・・やぁ、ん・・・は・・・あぁ』
裸のあたしと、スラックスとパンツを少し下げただけの司。
もうすぐイケそうなのに、何かが物足りない。
そう思ったあたしは、肩に置いていた手を首に回し司にキスをした。
あたしの愛情が伝わればいいと、自ら舌を伸ばし司の舌と絡ませ合う。
飲み込めない唾液が首筋に伝う。
酸素を求めて隙間を求めるも、すぐに司によって塞がれる。
脳内に白く靄がかかり、声を上げることもままならない。
大きな波が押し寄せ、イクと同時に意識を手放した。
目を覚ますと、そこはまだあの店だった。
あたしはソファーに横になっていて、大きなジャケットが掛けられている。
『あたし・・・』
向かいのソファーに座ってた司が顔をあげた。
「10分くらい意識飛ばしてた。」
『そ・・・うなんだ。ごめん』
「起きれるか?」
『うん、大丈夫』
起き上がり、ソファーに隠れるように服を着た。
「車呼んだから先乗ってろ」
『あんたは?』
「チェックしたらすぐに行く。」
フラフラになりながら出口に向かった。
エレベーターの前で司があたしに追い付く。
さっきまでの乱暴さは何だったのか。
あたしの腰を抱き、歩幅まで合わせてくれた。
車の中でも、その態度は変わらず。
行為の余韻で深く考える事は出来なくて。
ただ身を任せるしかできなかった。
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