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It is a tale like a storm.

司つくしメインです。

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時を超えて 3

楓が用意したチケットを持って、成田からNYに来た。

あたしの為に用意されたマンションは、1人ではとても広すぎる億ション。

すぐ上の階には道明寺が住んでいる。

今は邸に帰らずにマンションに1人で住んでいるらしい。

マンションには決して女を連れては来ない。

だから、あたしもここに住むことになったのだ。

歩いても行ける距離に道明寺ビルがある。

『今日からよろしくお願いします。』

楓「無理を言って悪かったわね。何かあったらすぐに言いなさい。」

『はい。』

楓「西田、秘書室に案内して。」

西「牧野様、こちらです。」

西田さんについていき、秘書室に入った。

あたしより背も高いし、高そうなスーツを嫌味なく着こなす美人なお姉さまたちが勢ぞろい。

西田さんは室長、今の道明寺の秘書をしている水嶋さんだけ男性だった。

西「今日から秘書室勤務になった牧野つくしさんです。司様の担当をしていただきます。水嶋くん、1週間仕事を教えてあげてください。」

水「はい。わかりました。」

『よろしくお願いします。』

この目線は・・・

英徳にいた時と同じだ。

なんであんたみたいな普通の子が。

目で言われているみたいだ。

水嶋さんだってF4に負けないくらいのイケメン。

黒髪に緩いウェーブ、日本人とは思えない彫りの深さ。

筋の通った高い鼻、色艶のいいサーモンピンクの唇。

180はあるだろう長身に、スーツの上からでもわかる筋肉質な体。

背中がぞくぞくしちゃうような低い声。

こんな人に見つめられちゃうと、誰でも恋に落ちてしまいそう。

目のやり場に困る。

秘書室のお姉さまたちからの痛い視線の理由の一つってわけだ。

水嶋さんの隣に置かれたあたしのデスク。

「まずはスケジュールの管理ですが・・・」

説明の途中で電話が鳴り、もうすぐ道明寺の出社の知らせ。

「専務の出社の時間です。エントランスに降りてお迎えしましょう。」

エントランスで待っていると車が停まり、道明寺が降りてきた。

5年ぶりに見るその姿にドキドキしちゃって、顔を見られない。

「専務、おはようございます。」

誰の声にも反応しない道明寺。

カチンと来たけど、ここは我慢我慢・・・

少し落ち着いて、斜め前を歩く姿を見ていた。

幼さのなくなった顔は、かなりシャープになっている。

相当体重が落ちてるんじゃないかな。

目の周りにはクマ・・・というか血色の悪さからくるくすみ。

昔の姿を知らなければ、これはこれでイイ男と称される。

こんなのあたしが好きだったあいつじゃない。

道明寺は女が羨むくらい肌がきれいだったんだから。

執務室に入り、聞いてるのかわかんないけど書類を読んでいるところに、水嶋さんが今日のスケジュールを読み上げる。

分刻みのスケジュール。

その後にあたしを紹介された。

水「本日より専務付きの秘書になりました牧野つくしさんです。1週間私の指導の下、第一秘書になりますので。」

『牧野つくしです。よろしくお願いします。』

あたしが自己紹介すると、やっと顔をあげた。

司「お前どこかで…あぁ、病院に来てた類の女か?」

『彼とはお付き合いしていません。大切な友人の一人です。』

司「あの類が傍に置く女って事は、どうやって取り入ったんだ?体か?
お前みたいな貧相な体で類は満足してたのか?ありえねぇ。類もバカなんじゃねぇのか。」

『あたしの事は何と言っても構いませんが、花沢類を悪く言うのは許せません。
少なくとも、専務のご友人ではありませんか。』

司「何なんだよ、お前。水嶋、こいつ外せ。今まで俺の秘書に女が就いた事なかったじゃねぇか。」

水「それはできません。社長命令ですから。」

『専務のお母様から直々に依頼があってここに来たんです。専務が何と言おうと、あたしは専務の秘書ですから。』

司「勝手にしろ!」

水嶋さんは慣れているのか、道明寺の態度に冷静に返している。

一礼をして執務室を出て、再び秘書業務の指導が始まった。

今は夜9時。

あいつの仕事はまだ終わりそうにもない。

水「牧野さんはもう上がってよろしいですよ。」

『え?でも水嶋さんは?』

水「僕はまだやることがありますから。」

あたしたちしかいない秘書室。

水嶋さんは、なぜあたしがここにいるのか知ってる数少ない1人。

水「専務は飲みに行かれると思います。また明日、同じ時間に出社してくださいね。」

笑顔で言われ、あたしは帰るしかなかった。

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